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通潤酒造

熊本地震がきっかけで生まれた観光酒蔵が話題!

通潤酒造株式会社
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“くまもと酵母”で醸す県内最古の蔵元

通潤酒造は九州のほぼ真ん中に位置し、北は阿蘇の外輪山、南は九州山地に囲まれた、標高約500mの準高冷地で酒造りを行う。夏は涼しく、冬はマイナス10度にもなる地域で廻船問屋を営んでいた備前屋野尻清九郎が、重い年貢に困窮する集落を救うため造り酒屋を創業したのは約250年前、江戸中期のことだ。通潤酒造02

“通潤”とは、蔵からほど近くにある石の水路橋で、国宝にも指定されている通潤橋にちなんだもので、昭和に入ってから今の名前に改めたそう。この蔵の酒は、その多くが地元で契約栽培する酒米を用い、熊本県酒造研究所が実用化した「くまもと酵母」によって醸される。

通潤酒造01

2016年の熊本地震により10棟の蔵の損壊や酒の流出などの被害を受けたが、その後半壊した築約200年の蔵を改修。そこで開いた、有料で試飲がじっくり楽しめる観光酒蔵「寛政蔵」でも注目を集めている。

通潤酒造03

この酒蔵の銘柄一覧

通潤酒造株式会社

通潤酒造株式会社

創業
1770(明和7)年
代表銘柄
通潤
住所
〒861-3518 熊本県上益城郡山都町浜町54Googlemapで開く
TEL
0967-72-1177
HP
https://tuzyun.com
営業時間
9:00~17:00
定休日
年始・火曜休(祝日の場合は営業)、通潤橋放水休止期間は第2・4日曜休(天候等により変更の場合あり)

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