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富久錦酒造

播州の米を活かす生酛造りと純米酒

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播州の米を活かす生酛造りと純米酒

日本一の酒米の産地、緑豊かな播州平野の景色になじむ酒蔵。創業1839年”播州で育つ米で、心に響く酒造り”を原点に地元で契約栽培する酒米の良さ発信すべく酒造りを行っている。

古くからの歴史と未来に夢を託す豊かな自然の中、生酛造りと純米酒を醸す。元々は純米酒のみを醸造していた中、8代目蔵元の稲岡敬之さんが目指したのは“心に響く酒”。日々考え抜く中辿り着いたのが生酛造りだった。

風土米を育てる

稲岡さんは地元の米を「風土米」と呼ぶ。米は気候風土と熱き想いで育つ。酒造りに適した酒米を、農家さんと一緒になって育てている。日々環境がかわる中、試行錯誤を繰り返し出来上がった風土を表す米の酒を醸すことが使命なのだ。

こだわりの生酛造り

生酛造りは自然界の乳酸菌を取り込む醸造法だ。生酛の魅力は心地よい酸の中心に米の旨味がバランスよく広がる。酸の質と麹由来のボディのバランスが真骨頂。生酛造りのメカニズムを理解した上で、酵母や環境、発酵のバランスを解読して仕込む。

心に響く酒

代表銘柄は富久錦「播磨路」。播州平野を代表する「山田錦」を麹に「兵庫夢錦」を掛米にした播州平野の四季をうつす吟醸酒。また播州の米と水で造り上げる純青「愛山 生酛純米吟醸」は生酛のまろやかな酸と愛山の旨みが最高のバランス。果実のような甘み、酸味が特徴の「Fu.」やスパークリング「Bucu」など低アルコール酒にも力を入れている。

ふく蔵

蔵に併設する「ふく蔵」では、地域の野菜や食材、雑貨など豊富に揃う。自然豊かなランチや自家製スイーツの喫茶も人気。

最後に

播州の地から酒への想い、米への想い、地域への想いすべてを掛け合わせてできた心に響くお酒。愛されるお酒を味わってみてほしい。

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この酒蔵の銘柄一覧

富久錦 株式会社

富久錦 株式会社

創業
1839年
代表銘柄
富久錦
住所
兵庫県加西市三口町1048Googlemapで開く
TEL
0790-48-2111
HP
http://www.fukunishiki.co.jp/
営業時間
9:00〜17:00

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