千古乃岩 大吟醸 古酒 心酔
千古乃岩酒造 | 岐阜県
千古乃岩酒造
岐阜県土岐市の[千古乃岩酒造]は、粘土質の地盤から生まれる全国でも珍しい超軟水と、棚田で育まれた希少米で、すっきりと飲みやすい日本酒を造る。
岐阜県土岐市の地で明治42年に[尾張屋商店]として創業。この地方の巨石「稚児岩」にあやかり、千年の時を想って命名した「千古乃岩」を醸造。昭和29年に[千古乃岩酒造]と名を改めた。
仕込み水には地下45mから汲み上げる三国山伏流水を使用。焼き物の産地として知られる土岐市・多治見市の周辺には分厚い粘土質の地盤が広がり、その層が天然のフィルターとなって軟度の高い軟水を生成する。硬度60以下が軟水とされる中でも、硬度7という数値の全国でも珍しい超軟水。この地ならではの仕込み水が、ゴクゴクいけてしまうくらい柔らかい飲み口の日本酒へと仕上げる。
原料米に用いるのは、山間部の棚田で雪解け水や雨水によって育まれた希少生産の米。麹にもこだわり、日本酒独特のツンとくる麹くささを抑えた造りに取り組んでいる。
地元風土で醸す「千古乃岩」は、穏やかな香りですっきりと飲みやすくキレのある後味。棚田にやさしく駆け抜ける風のような静けさを感じさせてくれる。