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[2025]お正月のお祝いにおすすめ!新年を彩る限定酒6選

いよいよやって来る2025年、お正月のごちそうの準備はお済みでしょうか。合わせるお酒におすすめの、プレミアムな逸品をご紹介します。

お正月のお祝いにおすすめ!新年を彩る限定酒
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新年に飲むお酒は、自身や家族の健康を願っていただくめでたいもの。そこで、開運にちなんだものや、干支をあしらったものなどお正月ならではの品はいかがでしょうか。新年を祝うご馳走の席を、より華やかにしてくれるものばかり!厳選した6銘柄を紹介します。

※すべての価格表記は税込です。送料について表記がない場合、公式サイトにて詳細をご確認ください。

2025年は巳(へび)年!干支をモチーフにした日本酒

「復活と再生の巳」が縁起良く新年を飾る「龍勢 干支ラベル 純米大吟醸 -巳年- 2025年(藤井酒造)」

江戸時代末期文久3年(1863年)から、代々酒を造り続けてきた[藤井酒造(ふじいしゅぞう)]は、清冽な水に恵まれた竹原の土地で、全量純米にこだわる酒造りを守り続ける酒蔵だ。すべてを包み込むような深みのある味わいが特徴の、食を活かす酒を追い求める。

「龍勢 干支ラベル 純米大吟醸 -巳年- 2025年」は、酒造を代表する「龍勢」の特別品。ほんのりと香るバナナ様の吟醸香に、酸味と味わいのバランスが秀逸だ。オーソドックスな味わいだが、その分宴席との相性は格別。ラベルは地元・竹原出身のアーティスト「舞書家Chad.」氏による描き下ろし。

商品名/龍勢 干支ラベル 純米大吟醸 -巳年- 2025年
酒蔵/藤井酒造(広島県竹原市)
原材料/米(国産)、米麹(国産米)
原料米/山田錦
特定名称/純米大吟醸
アルコール分/17度
価格/720ml 3300円、1800ml 5500円 ※送料別途
詳細ページ/https://shop.fujiishuzou.com/products/zodiac-2025

幻の酒米を使った新年限定の純米大吟醸「英勲 井筒屋伊兵衛三割五分磨き「干支ラベル」(齊藤酒造)」

明治28年に9代目が酒造業を始めた[齋藤酒造]は、もともと「井筒屋伊兵衛」の屋号で呉服商を営んでいた。現在は全国新酒鑑評会で14年連続金賞を受賞するほどの、高い醸造技術を持つ蔵だ。

大正天皇の即位にちなんだ人気の定番銘柄「英勲」が、お正月の期間限定で販売される。幻の酒米といわれた京都産「祝」を使って醸し、果実香が豊かな大吟醸で、口当たり優しく万人に楽しんでもらいやすい味わいだ。戦国武将の立花宗茂をモチーフし、画家・添田一平さんと書家・中村美帆さんのコラボデザインによって仕上げたラベルが注目。

商品名/英勲 井筒屋伊兵衛三割五分磨き「干支ラベル」(ETO50)
酒蔵/齊藤酒造(京都市伏見区)
原材料/米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合/35%
原料米/京都産 祝
特定名称/純米大吟醸
アルコール分/15度
価格/720ml 5940円
詳細ページ/https://moromine.shop-pro.jp/?pid=156022518
直販ページ/https://store.shopping.yahoo.co.jp/eikun/21084.html

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齊藤酒造
京都
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木津川伏流水の恵みが詰まった樽を新年の食卓に「干支こも樽 (城陽酒造)」

[城陽酒造]のある京都府南部の山城地域は、酒造りに最適な軟らかな木津川の伏流水に恵まれた土地だ。酒造好適米を全量使用し、飲み飽きない、料理に寄り添った食中酒を造っている。熟練の職人が徹底した品質管理で保つ、しぼりたての味わいが好評。

本品は毎年恒例となる、100個のみの限定品。酒造好適米「五百万石」を100%使用し、四段仕込みで醸造。搾ったままの無濾過生原酒を瓶詰した、まろやかな口当たりと濃醇な味わいが特徴。めでたいの雰囲気が醸し出すこも樽で、お正月の食卓を華やかに。

※数量限定のため、掲載時点で完売の可能性もあります。


商品名/干支こも樽 (中身たれくち酒無濾過生原酒)

酒蔵/城陽酒造(京都府城陽市)
原材料/米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
原料米/五百万石100%使用
精米歩合/65%
特定名称/普通酒(無濾過生原酒)

アルコール分/19度
価格/1800ml 5000円 ※本体価格
詳細ページ/https://joyo-shuzo.stores.jp/items/67205c0abb977708115d70b8

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城陽酒造05
城陽酒造
京都
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大晦日に搾りたて!辰年の仕上げを元日で味わう

農醸一貫の老舗酒蔵が年の瀬に仕上げる新年の酒「開華 大晦日しぼり (2本セット)(第一酒造)」

栃木県佐野市にある[第一酒造(だいいちしゅぞう)]は、延宝元年(1673年)創業。県内一の老舗酒蔵で、その歴史の中で、酒造りと同等に米作りも重視し研究を重ねた農醸一貫のスタイルが特徴だ。特定名称酒にこだわり、小仕込みの良さを生かした繊細な酒造りを行う。

蔵の主要銘柄で、法律上の基準より厳しく設けた自社基準を設定している信念の酒「開華(かいか)」。そのお正月限定品は、その名の通り大晦日にしぼって瓶詰めされたお酒が1月1日の午前中に届く。もっとも新鮮な状態の酒を、元日の乾杯で楽しめるのだ。フレッシュで上品な吟醸香と、旨味・酸味の調和した絶妙な味わいをおせち料理と楽しみたい。

事前予約の申し込みは、2024年12月18日まで。

商品名/開華 大晦日しぼり
酒蔵/第一酒造(栃木県佐野市)
原材料/米(国産)、米麹(国産米)
原料米/栃木県産五百万石
特定名称/純米吟醸(無濾過無加水生原酒)
アルコール分/16度
価格/720ml×2本 4840円 ※送料込み
詳細ページ/https://shop.sakekaika.co.jp/products/83

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第一酒造
栃木
♯栃木

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元日の初搾り!新しい年の始まりを日本酒で祝う

明石の代表銘柄が新年を爽やかに彩る「来楽 元日搾り(茨木酒造)」

[茨木酒造(いばらきしゅぞう)]は、西灘と呼ばれる明石市西部の酒蔵。名水と冷涼な気候に恵まれた地で、9代目の蔵元杜氏と蔵人の少数精鋭が酒造りを守る。すべて手作業による小仕込みで、花酵母を使用した日本酒が人気だ。

明石の代表銘柄でもある「来楽」の新年に特別に楽しめる限定醸造酒は、元日の0時から上槽し、しぼりたてをそのまま瓶詰めして発送する「来楽 元日搾り」。フレッシュな飲み口と爽やかな香りが新年を彩る。

注文数が増えるほどお得になる仕組みで、何本か申し込んで長く楽しめる。事前予約の申し込みは、2024年12月25日まで。

商品名/来楽 元日搾り
酒蔵/茨木酒造(兵庫県明石市)
原材料/米(国産)、米麹(国産米)
原料米/山田錦、日本晴
特定名称/純米生原酒
アルコール分/16度
価格/1800ml 1本目4500円、2本目4000円、3本目以降3,300円 ※北海道・沖縄以外送料込み
詳細ページ/https://rairaku.jp/news/ganjitu-shibori2025/

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茨木酒造外観
茨木酒造
兵庫
♯酒蔵♯兵庫

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新年の初お酒を元日の曙光にちなんだ限定品で「福知三萬二千石 はつあかり(東和酒造)」

京都・福知山で唯一の酒蔵として、創業の江戸中期から丁寧に酒造りを続ける[東和酒造(とうわしゅぞう)]。代々大切にしてきた自家井戸水と地元産の米を使い、昔ながらの木槽で搾る。製造量こそ100石と多くはないが、女性杜氏が手がけるユニークな商品展開とラベルのデザインが好評。

本品は、1年に1度の特別限定酒。元日の明け方に差す曙光の呼び名「はつあかり」のとおり、元旦にしぼり、瓶詰めして届けられる。本品の為に福知山産五百万石を全量使用し醸した特別純米酒で、しぼりはじめの荒走りのみを楽しめる。さっぱりした爽やかな酸味と、ほのかな甘みが飲みやすい味わいだ。ラベルは発送時の公開につき、どんなデザインになるかを楽しみに。

※地域によって到着日が異なります

※2024年の「はつあかり」のデザインイメージ


商品名/はつあかり

酒蔵/東和酒造(京都府福知山市)
原材料/米(国産)、米麹(国産米)
原料米/福知山産五百万石
精米歩合/60%
特定名称/特別純米酒

アルコール分/17度(予定)
価格/720ml 2700円、1800ml 4210円
詳細ページ/https://towa-shuzou.shop/

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東和酒造01
東和酒造
京都
♯酒蔵♯京都

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文/橋尾 日登美
東京生まれの大阪在住。ライターとして、企業取材記事や、ビジネスコラム、暮らしとお酒と食にまつわる記事を執筆中。同時に企業の人事・広報も支援。
ディープな酒場エリアに暮らし、趣味は飲み歩きとピクニック、料理。とにかくすぐ「ビールが飲みたい」と発言するのが特徴。好きな日本酒は『上喜元』、『舞美人SanQ』。
Instagram: @hashiohitomi

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