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京都・五条楽園エリアに、新たな日本酒好きの“曲者“が現る!

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“曲者”とはいつも突然現れる。
京都・五条楽園エリアに日本酒好きの曲者たちが集う店が2023年8月オープン。
限られた情報の中、隠された曲者の正体に迫る!

1.曲者の秘密

京阪電車「七条駅」より徒歩約5分、新店が後を絶たない注目の五条楽園エリアに新たな曲者が登場!一つ目の“曲者”の正体は今年の8月4日にオープンしたばかりの[曲者酒店]。
前身となるECサイトの立ち上げから約2年、日本酒の魅力を実際に体感できる場が欲しいという思いから開店に至る。
店主自ら、特約店とよばれる酒蔵より直接仕入れたこだわりの日本酒が飲める”角打ち酒場”だ。

2.曲者のスタッフ

築100年ほどの町家を改装した店内には、数名の“日替わりスタッフ”が登場。中には利酒師の資格保有者がおり、日本酒が好きなだけでなく知識を持ち合わせた曲者が変わる代わる店に立つ。


この日のスタッフは、日本酒好きが高じて利酒師の資格を取ったという「みーちゃん」。お客さんの好みを覚えて、その人に合った日本酒を提案してくれる。個性豊かなスタッフたちのうち誰が店に立つのかはインスタグラムで告知するので事前に是非チェックを。

料理はその日のスタッフによる日替わり。基本的に日本酒のアテにつまめる料理が揃う。
この日はいぶりがっこと鯖のへしこが入ったポテトサラダ。ピクルスには旬の野菜やオリーブほか、ちょっと珍しいモッツアレラやうずらの卵も。フィンガーフードは、その時々で生ハムやサーモンをクラッカーにのせて。いずれも一品500円の基本メニュー。日によっては、オムレツやケーキが登場することも。

3.どこかしらクセのある日本酒選び

[曲者酒店]の日本酒選びの決め手は、どこかしらにクセを感じること。杜氏や社長の人柄であったり、製造過程やラベルといったお酒そのものであったり。クセになる=トリコになることを重視する。その為には、店主自ら蔵元へ。実際に会って、飲んで自分の目と舌で確かめることを大切にしている。気軽に楽しんでもらいたいという思いから、日本酒は一杯一律500円。一杯からでも大歓迎。ふらりと気ままに立ち寄って。

4.“曲者”が選ぶおすすめの日本酒

1.天花 亀の尾 純米大吟醸 無濾過生原酒(大納川/秋田県)
秋田の地酒らしく爽やかで綺麗なテクスチャー。米は飯米品種としても知られる「亀の尾」を使用しており、その独特の味わいがクセになる。ラベル裏にはお酒ごとに社員のコメントが記載されているので、ぜひ一読を。

2.花巴 水酛×水酛(美吉野酒造/奈良県)
室町時代からの歴史をもつ「水酛(みずもと)」は、自然発酵した乳酸菌を酒母にして造られる昔ながらの酒造り。
水酛✖️水酛は3段仕込みを行う際に3段目の留の汲水を水酛のお酒に変えて醸したお酒。
この製法により、生きる酸が生み出す新たな味わいが誕生する。濃厚な甘味と旨味が交差する酸はヨーグルトやチーズのような甘酸っぱい発酵感が特徴で、ガッツリした肉料理などに合わせるのがおすすめ。

3.ショートク生酛 愛山(招徳酒造/京都府)
酒母を手作業で造る「生酛(きもと)造り」は、江戸時代から続く伝統製法。ゆっくり時間をかけて醸す日本酒は、旨味が口いっぱいに広がるふくよかな味。ぬる燗で生酛の味わいをふんわりと感じるのも乙な楽しみ方。

4.純米大吟醸 NUDY +(若竹屋酒造場/福岡県)
真っ先に目が行くのは、ちょっとセクシーなラベル。リンゴ酸酵母で醸しており、まさにリンゴジュースのような酸味とフルーティーさがきらびやかな印象。ラベルで気になった方にも満足いただけること間違いなし。

5.純米大吟醸 神蔵 七曜(松井酒造/京都府)
洛中最古の酒蔵「松本酒造」を代表する銘柄「神蔵」。中でも「七曜」は飲食店限定流通。バランスが良くキレのある喉越しは、食中酒としても格別。なかなか県外には出回らないため、ぜひここで味わっておきたい。

5.曲者たちが集う店

福井県は[美川酒造場]の「舞美人」に感銘を受け、日本酒の美味しさに目覚めたという店主。実際に杜氏たちに話を聞く中で各蔵の並々ならぬこだわりを知り、良い意味で「曲者の集まり」だと実感したという。造り手が曲者であれば、味わう客もまた曲者。店には日本酒に詳しい酒好きたちが通ってくる。もちろん初心者でも大歓迎。日本酒が好きになるきっかけの場になればと、今後立ち飲みスペースを設ける予定。曲者が曲者を呼ぶ、楽しい酒場になりそうだ。

曲者酒店

曲者酒店

住所
京都市下京区溜池町373-3Googlemapで開く
HP
https://www.kusemonosake.com/
営業時間
17:00〜22:30(LO/22:00)
定休日
不定休

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