イベントレポート

“人生を豊かにする”「art stage OSAKA 2023」×「SAKE HUNDRED」の世界を体感!

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“人生を豊かにする”とは何か?
家族や友人などの人間関係、仕事や趣味、学びの時間、お金などの金銭的余裕など、言い出すときりがないが人それぞれ感じ方、考え方、答えは違う。
今回は「表現すること」で“人生を豊かにする”をキーワードにアートと日本酒の世界を体感してきた。

1.大阪・関西万博への機運醸成に寄与するart stage OSAKA

世界における日本の文化的ポテンシャルの発展を目指す「一般社団法人 アート東京」が開催するアートイベント[art stage OSAKA 2023]。2025年に開催される大阪・関西万博に向け、10月に開催する[artKYOTO 2023]とともに2つのアートイベントを同時期に開催し、大阪・関西を拠点に国内外の人々にアートの魅力を発信している。また、インバウンド観光客やWeb3コミュニティの誘客を積極的に行い、大阪・関西のアート市場を活性化するとともに、従来のアートシーンの枠組みを越えた今までにない国際的なイベントとして発展することを目指している。

2.アートで見る未来社会

art stage OSAKA 2023は3つのセクションで構成している。駐日大使・領事と連携しアジア10カ国のアーティストの作品を展示する「World Art Osaka」、日本を拠点に活躍するアーティストの作品を展示する「Japanese Contemparary」、そしてコミュニティと熱狂を共有するNFT作品を展示する「New Media」。
これら3つのセクションにより、異なる地域や領域の人々が、互いの意見や視点を共有・交換することで相互理解を深め、より豊かな未来社会の実現に向けて、新たな「表現力」を生むきっかけを作っている。

3.アート×日本酒

今回、日本酒ブランド「SAKE HUNDRED (サケハンドレッド)」が「art stage OSAKA 2023」に協力。来場者にフラッグシップ『百光 別誂(びゃっこう べつあつらえ)』と『深星(しんせい)』を提供。
特別ラウンジでアートを見ながら、またアートを見た後の余韻や感想を語らいながら日本酒が楽しめる。

4. アートと深く通じる「SAKE HUNDRED」

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株式会社Clear・代表取締役CEO・生駒龍史さん
プロフィール
1986年、東京都生まれ。IT企業などを経て2013年に株式会社Clearを設立。2014年に日本酒メディア「SAKETIMES」を創業。2018年7月に日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を創業。IPOを見据え、SAKE HUNDREDのグローバル展開を目指す。
『Forbes Japan』にて中田英寿氏らと並びSAKEイノベーターとして選出。国税庁主催「日本産酒類のブランド戦略検討会」委員(2023年8月に任期満了)を務める。

今回は「SAKE HUNDRED」ブランドオーナー・生駒さんに日本酒とアートについて話を聞いた。
生駒さんは25歳のときに日本酒の美味しさに目覚め、2014年に日本酒メディア「SAKETIMES」を創業。メディアでの取材を通じて、日本酒のポテンシャルの高さをさらに感じるようになり、より産業全体のサステナブルな成長に寄与したいと考え、日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」を2018年に創業した。
世界中の人々の『心を満たし、人生を彩る』をブランドパーパスに掲げ、高単価、高付加価値、高品質の日本酒を提供している。

「SAKE HUNDRED」はアートとのコラボレーションを積極的に行なっているが、生駒さん自身もアートが好きだという。人がモノづくりをするエネルギーや人間の中身がさらけだされるクリエイションに惹かれる中で、お酒もアートと同じく個性があり、表現したい事があると話す。「“表現すること”により人生を豊かにすることができるのはお酒もアートも同じ」付加価値の高いお酒やアートは相性が良く、ストーリーや背景、想いに共感するものがあるとSAKE HUNDREDでは考えている。

5. アートと共に味わう『百光 別誂』『深星』

◆食と響き合う、無二の泡酒。『深星』

アートにシャンパンや泡ものが似合う。「日本酒にもスパークリングがあるということを知ってほしい」と生駒さん。透明感の奥にある芳醇な味わい、静かで美しい気泡、長く伸びゆくエレガントな余韻。『深星』は洗練さと複雑性をあわせ持ち、料理とのペアリングによって真価を発揮する最高峰のスパークリング日本酒。食と響き合う無二の泡酒が、飲む人に特別な時間をもたらす。

ラウンジスペースにたどり着くと、SAKE HUNDREDで商品開発を担当する河瀬さんが出迎えてくれた。

まず注がれたのがこちら「深星」。グラスの底から次々と泡が立ち上る様、そして口に入れた時のパチパチと小気味の良い舌触りはまさに星々が踊るよう。白ワインを彷彿とする爽やかな飲み口とは裏腹に、引き際はドライ。テンポよく飲み干すとふわり、洋梨を思わせる香りが花を添えてくれる。「サーモンやチーズなど、ペアリングには鉄板な食材から、カラスミなどクセのある食材にもよく合います。とくにキャビアとのペアリングは印象深い美味しさでした」と河瀬さん。

複層的な味わいを感じるこちらの一本。酵母を3種類使っているそう。

◆食中酒としてのポテンシャルを高めた『百光 別誂』

「百光 別誂」はSAKE HUNDREDを象徴するお酒。「初めましての方には自己紹介でフラッグシップを提供している」とのこと。中でも200時間以上をかけて原料米を精米歩合18%まで丁寧に精米し、圧倒的な透明感と上質な味わいを実現。“酒米の王様”とも呼ばれる「山田錦」を原料米とし、甘味・旨味・酸味のバランスを追求。 食中酒としてのポテンシャルを高めた1本。

口に含むとまず驚かされるのが、口当たりの柔らかさだ。アルコール特有の刺激感は一切無く、澄んだ米の旨味がふんわりと広がる。一瞬で口の中に溶け込んでしまうような飲み心地に、丁寧な酒づくりと杜氏達の情熱が感じられる。飲み下せばユリの花を彷彿とする上品なアロマも。初めから終わりまで「上質」を体験できる一本だ。

6.アートに携わり続けるSAKE HUNDRED

「SAKE HUNDREDとして目指すはラグジュアリーシーンの開拓。これから海外、グローバルなラグジュアリー体験を提案していきたい。アートや知的好奇心を満たすものとの連携、クリエイターやアーティスト、ブランド、またこれから世界に羽ばたく若いチャレンジャーとともに世界に向け成長していきたい。」と生駒さん。

一般に「アート」といえば、目で見る、あるいは耳で聞くなど、触れずに体験することが想像される。しかし、そうした鑑賞の場に「日本酒を飲む」という行為がプラスされることで、あたかも作品を飲み込んで味わっているような、相互的な感覚が生まれる。今まで触れることのできなかった絵の中にまで、なんだか入り込めたような感覚に陥るのだ。

■SAKE HUNDRED『百光 別誂』

商品名:百光 別誂 | BYAKKO BESPOKE
製造者:楯の川酒造(山形)
内容量:720ml
価格 :¥27,500/(送料別)
百光 別誂|BYAKKO BESPOKE

■SAKE HUNDRED『深星』

商品名: 深星 | SHINSEI
製造元:山梨銘醸(山梨)
内容量:720ml
価格 :35,200円(税込・送料別)
深星|SHINSEI

SAKE HUNDRED:https://jp.sake100.com/

■artKYOTO 2023

art stage OSAKA 2023を運営する一般社団法人 アート東京は次回2023年10月6日~9日に京都の世界遺産・二条城を舞台に「art KYOTO 2023」を開催予定。前売チケット、NFTチケットを販売中。

販売サイト:https://www.artkyoto.jp/blank-4/artkyoto-2023

名称:artKYOTO 2023
日程:2023年 10月6日(金)12:00-19:00
10月8日(日)12:00-19:00
10月9日(月・祝) 11:00-16:00
会場:世界遺産・二条城 (元離宮二条城 二の丸御殿台所・御清所 東南隅櫓、番所)
〒604-8301京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
主催:artKYOTO 2023実行委員会
https://www.artkyoto.jp/

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