Sake Brewery

田辺酒造

福井県永平寺町に佇む「田辺酒造」伝統的な酒造りを今に伝える酒造り

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酒造りが盛んな清流の町、福井県永平寺町に佇む「田辺酒造」
明治32年(1899年)の創業以来、伝統を守りつつ新たな挑戦を続ける。昔ながらの和釜を用いた伝統的な方法で酒米を蒸し、全量を槽搾りで搾ることで、手間を惜しまない酒造りを継承している。

田辺酒造

1 . 少量のお酒をじっくり丁寧に

蔵の中央にドーンと構えた和釜(わがま)から湯気が一気に立ち込める。
昔の道具で昔からの伝統的な作りを行うのが田辺酒造のやり方。
手作業による「和釜での米蒸し」や「槽搾り」を時間や手間がかかっても行うのが田辺酒造の酒造りのスタイル。和釜はボイラーより高温の蒸気を出せるため、「外硬内軟」の理想的な蒸米を作り出すことができるそう。

まずは地元の人に喜んでもらえるお酒をと、少量のお酒をじっくりと手をかけて造る。蔵では「本醸造」以上の特定名称酒のみを醸造し、大吟醸は少量タンクで5本以上は造らないという徹底した方針。代表銘柄「越前岬」のもろみは全て約1ヶ月間に及ぶ長期低温発酵をさせるなど、とにかく手間暇かけて最上級のお酒を仕込む。

 2. 寒造りで生まれる食事に合う後切れのいいお酒

寒造りで仕込まれたお酒は綺麗な飲み口で、お米の特徴や旨みがしっかり感じられるお酒になるという。また後切れが良く、食事にもしっかり合わせられるため、特に福井の新鮮な海の幸との相性が抜群だそうだ。

ベースは伝統的な造りとしつつも、現代人の好みに寄り添ったお酒も展開する。
純米酒などは比較的酸を効かせた感じにしており、以前は酸を出すこと自体あんまりしていなかったそうだが、さまざまな飲み方に対応できるよう程よい酸味が出るような造りも意識している。

3 角打ちスペース併設で人が集う酒蔵に

2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸するため、ここ永平寺町でも観光客増加が見込まれる。
田辺酒造でも、より多くの方に蔵を知ってもらえるよう場所作りに積極的に取り組んでいる。
5月ごろのオープンを目指して蔵のショップ内に角打ちスペースを設置する予定。人が集う酒蔵をテーマに考えており、地元の人と観光客がお酒を酌み交わしたり、みんなでイベントを開催するなどイメージしているそう。

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田辺酒造

田辺酒造

創業
1899年
代表銘柄
越前岬
住所
福井県吉田郡永平寺町松岡芝原2-24Googlemapで開く
TEL
0776-61-0029
HP
https://echizenmisaki.com/
営業時間
平日 9:00 ~ 18:00 / 土日・祝 9:00 ~ 17:00
定休日
不定休

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