花風 PROTOTYPE
稲とアガベ株式会社 | 秋田県
稲とアガベ株式会社
海外輸出用に限定して日本酒を製造し、国内に向けては「その他の醸造酒」 の醸造免許で造ることができるどぶろくや、日本酒の製造技術をベースにアガベシロップやホップなどの副原料を入れた「クラフトサケ」をプロデュース
JR男鹿線の終点である男鹿駅前で、築90年の旧駅舎を再利用した蔵で2021年秋に創業したクラフトサケ醸造所。
クラフトサケとは日本酒の製造技術をベースとした酒、またはそこに副原料を入れた新ジャンルの酒のこと。現在の日本の法律に則り、海外輸出用に限定して日本酒を製造し、国内に向けては「その他の醸造酒」 の醸造免許で造ることができるどぶろくや、日本酒の製造技術をベースにアガベシロップやホップなどの副原料を入れた「クラフトサケ」をプロデュースしている。
寒風山の北東麓の「滝の頭」に湧く水を仕込み水とし、原料米には自社栽培または地元契約農家の自然栽培米を使用。 米を最大限に活かすため、精米歩合は食用米と同じ90%。男鹿の風土を詰め込んだナチュールな酒が生まれる。
醸造所には観光の拠点となるショップとレストランを併設する他、ラーメン店や食品加工場なども展開するなど、地域振興に目覚ましい力を発揮。人々の交流を図り、男鹿の未来を豊かにしていくことにも焦点を当てている。