イベントレポート

クラフトサケ含む超有名蔵が渋谷に集結!SAKE PARK第二弾潜入レポート

前回1万3千人を動員した日本酒イベント「SAKE PARK」。全国23都道府県から酒蔵26社・クラフトサケ醸造所5社の全31社が渋谷カルチャーの新しい発信基地「MIYASHITA PARK」に集結した。

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混じり合う、日本酒とカルチャー

渋谷といえば、流行の最先端が集まり世界からも注目される街。
MIYASHITA PARK」は、「“あたらしい刺激や話題”と“快適さや居心地のよさ”の異なる2つの要素がボーダーレスに混ざり合い、訪れるたびに新しいヒト・モノ・体験・文化に出会える場所」をコンセプトとして2020年にオープンしたばかり。
飲食店やアパレルブランド、レコードショップ、シェアオフィスなど約90の個性豊かなお店が軒を連ね、ホテルも隣接した低層型の複合施設で、屋上にはスケート場やボルダリングウォール、解放的な芝生ひろば(公園)があり、様々な目的で人々が集まるエネルギーに溢れた場所だ。

参加蔵他:
<日本酒蔵>
上川大雪酒造(北海道)/上川大雪、八戸酒造(青森県)/陸奥八仙、西田酒造店(青森県)/田酒、赤武酒造(岩手県)/赤武、大沼酒造店(宮城県)/乾坤一、会津酒造(福島県)/山の井、月の井酒造店(茨城県)/月の井、浦里酒造店(茨城県)/浦里、土田酒造(群馬県)/土田、松屋酒造(群馬県)/流輝、せんきん(栃木県)/仙禽、若駒酒造(栃木県)/若駒、泉橋酒造(神奈川県)/いづみ橋、阿部酒造(新潟県)/あべ、吉田酒造店(石川県)/手取川、富美菊酒造(富山県)/羽根屋、宮坂醸造(長野県)/真澄、清水清三郎商店(三重県)/作、秋鹿酒造(大阪府)/秋鹿、油長酒造(奈良県)/風の森、剣菱酒造(兵庫県)/剣菱、山陽盃酒造(兵庫県)/播州一献、松井酒造(京都府)/神蔵KAGURA、平和酒造(和歌山県)/紀土、今田酒造本店(広島県)/富久長、森酒造場(長崎県)/飛鸞

<クラフトサケ醸造所>
稲とアガベ醸造所(秋田県)、haccoba -Craft Sake Brewery-(福島県)、ぷくぷく醸造(福島県)、LAGOON BREWERY新潟県)、LIBROM Craft Sake Brewery(福岡県)

<企画協力>
仁井田本家、天酒堂、和醸和楽、かがた屋酒店、or(オア)、ミヤシタ成ル、awa酒協会

Makuakeで発売されたチケットは2日間共通でいつ来場しても良く、土曜日に使いきれなかったチケットを日曜日に使うなど、2日間みっちりと楽しめるのは有難い。追加シールを購入すれば好きなだけ日本酒が楽しめる。

▲群馬県 から全量生酛(きもと)造りの土田酒造さん(左)と、富山県から「羽根屋」醸造元 富美菊酒造さん。

様々なフードも楽しめるほか、今回は4階芝生ひろばを飛び出し、MIYASHITA PARK館内の飲食店やギャラリーとのコラボレーション企画も開催。

鉄板料理と和食の日本酒専門居酒屋「ミヤシタ成ル」では、酒屋の冷蔵庫奥から発見された秘蔵酒(熟成年数は10年~30年)を楽しめるイベントや、スパークリング日本酒を醸す酒蔵蔵元で構成された「awa酒協会」や、日本酒文化の向上を目指して啓蒙・普及活動をしている団体「和醸和楽」によるセミナーなど、全館で楽しめるように工夫している。芝生広場ではビリヤニのスパイシーな香りが漂い、日本酒は国境を越えて各国料理にもよく合う事が体験できる。

▲京都からは「神蔵」醸造元 松井酒造さんが参戦。広島からは「富久長」醸造元 今田酒造本店さん。

仁井田本家の「蔵開き」東京出張バージョンも同時開催

「田んぼを守る酒蔵」と称し、100年先をつくる持続可能な酒造りを目指す福島県・郡山の「仁井田本家」。毎年春と秋に酒蔵を開放して開催している「にいだの感謝祭」はリピーターの多い人気イベント。その東京出張バージョンが、SAKE PARKと合わせて開催。
ミラーボールが回り、心地よいミュージックが流れる中、クイズ大会などアットホームな企画も。

▲仁井田本家 女将発酵食品部 仁井田真樹さん

若者カルチャーから持続可能性な未来まで、様々な切り口から攻めていく「SAKE PARK」は、今後も目が離せないイベントだ!

SAKE PARK 公式サイト
https://sakepark.jp

MIYASHITA PARK 公式サイト
https://www.miyashita-park.tokyo

特集一覧はこちら
https://sakeworld.jp/special/

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