イベントレポート

酒蔵がDJをして、自ら音をかけ楽しむ![WORLD KYOTO]×[Sake World]がもたらす新たな日本酒ナイトに潜入

京都の老舗クラブ[WORLD KYOTO]の23周年を記念したイベントが7月12日から7月20日まで毎日開催。千秋楽の7月20日は日本酒メディアサイトSake World とコラボレート、京都の酒蔵と日本酒×音楽で会場を大いに盛り上げた。

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7月12日から7月20日まで毎日開催された京都が誇る老舗クラブ[WORLD KYOTO]の23周年イベント。7月20日の千秋楽ではクラブシーンが日本酒一色に染まった。京都の酒蔵がDJをして自ら音をかけ、日本酒×音楽で会場を大いに盛り上げた。日本酒メディアサイト[Sake World]とのコラボレートイベントの様子をレポートする。

近年の日本酒イベントではDJブースの増設が増えてきている。
歴史を遡ると酒と音楽の組み合わせは3000年以上前からあり、仏教以前より神道というものがあり、酒を捧げ、音を捧げ、神と酒を飲み交わす“神人和樂”の考えがある。神様は、「人間が楽しんでいる姿」を観て力を増すと言われており、酒と音楽の組み合わせは相性抜群なのだ。

酒蔵がDJをして、自ら音をかけ楽しむ!

今回イベントの目的は、音楽を担うのがDJではなく酒蔵がする事で、茶事で言うところのホストの役割を請け負う。19時のスタートと共にお客さんが続々と来場。そして“酒で楽しんだものが勝つ空間を生み出したい”という想いに共感した酒蔵が終結した。

まず登場したのは玉乃光酒造 株式会社 代表取締役社長 羽場洋介さん。
「いつもとは一味違うイベント!楽しみです。」DJの経験はないというが何事も経験と音を楽しんだ。

月桂冠 株式会社 常務取締役 営業副本部長 大倉泰治さん「DJはしないつもりです~笑」と笑いつつもいざDJブースに立つと真剣勝負。

株式会社増田德兵衞商店 代表取締役社長 増田醇一さん。「DJの経験はないですが、やるしかない!今日は好きな曲を選曲してきました!」と自ら選曲してくる気合の入れようだ。

株式会社増田德兵衞商店 代表取締役会長 14代目 増田德兵衞さん
「控えめに言っても最高でした」カメラを構える人も多く、やはり一番の人気だった。

今回はDJとしての参加は叶わなかった佐々木酒造 株式会社 代表取締役 佐々木晃さん、松井酒造  株式会社 代表取締役社長 松井治右衛門さんの姿も。
蔵の垣根を越えて音楽と日本酒で繋がる空間。日本の方はもちろん、外国人観光客がクラブで日本酒を飲む姿は本イベントが目指していた風景だ。

日本酒でナイトシーンを盛り上げる

提供されたお酒は各酒蔵の日本酒や日本酒カクテルが華を添えた。
写真は左より、玉の光手箱:玉乃光の熟成酒にカカオを加え、瞬間スモークの燻製香をまとったカクテル。増田ディーニ:月の桂元祖ごり酒とGinでつくったSAKEディーニ。ナデシコ果月:シソと桃の和な香りの奥から、バナナのトロピカルな香りがやってくる。みずみずしい桃の香りは月桂冠果月「桃」から。

「めちゃくちゃ楽しかったです!うちの古酒を使ったカカオテイストのカクテルがベリースモーキーで評判でした」と羽場さん(左)

WORLD KYOTOの小林さん(右)は「コロナ禍もあり大きなイベントはあまりできなかった。WORLD KYOTOは“京都から日本のナイトシーンを盛り上げる”を目指して取り組んでいるので、最終日に目指すべきイベントができました。日本酒と音楽という新たな取り組みは今後も継続していきたい」と熱く語ってくれた。

お客さんからは「クラブで日本酒が新鮮でした!酒蔵さんが生き生きとしていて、こっちまで元気がもらえました。」と声が上がった。

京都には多くの外国人観光客が来ている。クラブではシャンパンやワイン、テキーラが多く、日本酒はまだまだ少ない。ただ、この日だけは自然にショットグラスで日本酒が飲まれる姿が印象的だった。また酒と音楽はもちろん、場を楽しんでいる人が多かった。人が楽しんでいる姿は伝わる。この大きなパワーがナイトシーンでの日本酒の新たな価値に繋がれば嬉しい。「京都のクラブでは日本酒が飲まれるらしい」そんな風に言われる日が身近にくることを感じた。

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WORLD KYOTO 23rd Anniversary「酒蔵DJナイト」
2024/7/20(土) 19:00~MIDNIGHT
@WORLD KYOTO内 1F 奥のBAR FUJIYAMA

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