ハッピーどぶろく 雄町
ハッピー太郎醸造所 | 滋賀県
ハッピー太郎醸造所
酒蔵修行を積み、農業や味噌加工にも従事した池島幸太郎氏。糀屋から醸造にもチャレンジし、発酵で美味しい風景を表現したい想いで完熟糀のどぶろくを。
島根県の日本海酒造、滋賀県の[冨田酒造]や[岡本本家]にて酒蔵修行を積み、岡本本家では「金亀桜」の担当醸造を務めた実績を持つ池島幸太郎氏。農業や味噌加工にも従事、日本酒専門店では食と酒の最前線を学ぶなど、多様な経験を通して醸造への想いを募らせてきた。
2017年、滋賀県彦根市にて主に糀屋として[ハッピー太郎醸造所]を開業。原料とするのは池島氏が厳選した完熟糀向きの自然米。例えば、自然農法自家採種で作られる[池内農園]の「滋賀旭」は、鮒寿司作りに使用してもフルーティーな味わいを創出しその特性を発揮。また、自然循環農法に取り組むSHIBATA GROUND MUSICの「ありがとう米」は地力を感じさせる糀に育つのだそう。
そんな糀のプロが、いよいよ2021年に夢であったどぶろく醸造の挑戦を始めた。蔵は長浜市の商業文化施設・湖のスコーレ内。「この生産者のお米は溶かし切れる」と見極め、発酵で美味しい風景を表現したい想いで完熟糀のどぶろくを醸す。お茶や薬草を使った新しい味わいのどぶろくも。
「発酵でつなぐ幸せ」をコンセプトに味噌や鮒寿司も取り扱い、発酵ワークショップや様々なイベントにも出店している。