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竹野酒造有限会社 | 京都府
竹野酒造
京都府北部の京丹後市にある竹野酒造有限会社は、江戸時代弘化4年(1847)創業した造り酒屋。
昭和19年から戦時中の休業を経て、昭和 22年に現在の行待(ゆきまち)代表取締役の先々代が呼びかけ、地元の造り酒屋4社が集まって竹野酒造有限会社を設立。弥栄鶴(やさかつる)の銘柄で親しまれ、地元の米農家と提携して米の品種にまでこだわった清酒の製造販売を手がけている。
杜氏の行待佳樹は東京農業大学を卒業後、能登杜氏の農口尚彦氏の下で修練を積み、当蔵に帰ってから2年後に杜氏に就任。2021年現在、弟の二人も製造に携わり、兄弟3人で息の合った酒造りを展開。米の特性に合った酒造りとフレッシュな酒質を心掛け、従来の方式にとらわれない個性的な酒を生み出し続ける。