明けましておめでとうございます。2024年もSake Worldをよろしくお願い申し上げます。
お正月にぴったりな日本酒「京都北山 初日の出」を編集部7名で飲み比べしてみました！それぞれの意見をふまえたレビューをお届けします。
京都限定銘柄で、京都土産にもおすすめです。

京北の地で酒米を蔵人自らが作る［羽田酒造］

創業120年余り、京北の地で昔ながらの酒造りを続けている［羽田酒造］。酒米「祝」を蔵人が作り、自ら育んだ米を用いて、冬季には-10℃位まで冷え込む厳しい寒さを助けとしながら酒造りを行う。
同じ京都でも伏見の軟水と比べてミネラル含有量の高い中硬水になり、ほどよい酸が心地よい繊細でありながらキレのある酒質を生み出している。

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羽田酒造

京都

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今回飲み比べをする4銘柄を紹介！真剣に飲み比べしました

日本酒好きや普段お酒を飲まない編集部員も交えて飲み比べを実施。個人の感覚を大切に、意見を出し合いました。

今回、飲み比べをするのはこの4本。
右から初日の出　純米大吟醸、初日の出　大吟醸、初日の出　大吟醸　磨き三割五分 氷温貯蔵酒、初日の出　大吟醸　限定品　磨き三割五分。

バランスがよくすっきり飲みやすい！「初日の出 純米大吟醸」

粒よりの酒米｢祝」を麹米に、「京の輝き」を掛米に使用し、米と麹だけで低温でじっくりと醸し上げた逸品。淡麗かつ奥行きのある上品な味わいが特徴。

編集部コメント「すっきりとした飲み口で、ほんのりと甘みが持続します。酸味・ほろ苦さからくるコクと呑み下したあとのキレのバランスがよく、ずっと飲んでいられます。バランスのいい一本で日本酒初心者でも飲みやすい！」

商品名：京都北山 初日の出 純米大吟醸
（きょうときたやま はつひので じゅんまいだいぎんじょう）
原材料：米、米麹
アルコール度数：16%
精米歩合：40%
容量：720mL
味わい：中辛口
合いそうな料理：魚の塩焼き、煮物

「初日の出 純米大吟醸」をじっくりレビューした記事は以下をチェックしてみて。

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シンプルで飲みやすい！人を選ばない日本酒「 初日の出 純米大吟醸（羽田酒造・京都）」をレビュー

♯京都

雑味の無い上品な味わい「初日の出　大吟醸」

京都産の酒米「祝」を極限まで磨き上げ、一冬の酒造りでの究極の技の集結ともいえる逸品。華やかな吟醸香と上品な余韻が魅力。

編集部コメント「シルキーな口当たりで、雑味の無い上品な味わいがします。瓜を思わせるような瑞々しい香り。気づいたらたくさん飲んでしまうタイプの日本酒だと思います。」

商品名：京都北山 初日の出 大吟醸
（きょうときたやま はつひので だいぎんじょう）
原材料：米、米麹、醸造用アルコール
アルコール度数：16%
精米歩合：40%
容量：720mL
味わい：中辛口
合いそうな料理：酢の物、刺身

氷温貯蔵ならではの喉越しの柔らかさ「初日の出　大吟醸　磨き三割五分 氷温貯蔵酒」

兵庫県産特A地区の山田錦１００％使用し、三割五分まで磨き醸し上げた大吟醸酒。綺麗で優雅な香り、透明感のある口当たりが特徴です。

編集部コメント「氷温貯蔵ならではの喉越しは柔らかだけど、キレのある中辛口。華やかな香りと、うまみがひろがる余韻が印象的です。
おツマミと一緒にちょっとずつ楽しみたい。ほんのりとカラメルのような濃ゆい香りを感じるため、しっかりとした味付けの料理とも合うかも。」

商品名：京都北山 初日の出　大吟醸　磨き三割五分 氷温貯蔵酒※木箱入り
（きょうときたやま はつひので だいぎんじょう みがきさんわりごぶ ひょうおんちょぞうしゅ）
原材料：祝米(麹)、京の輝き(掛米)
アルコール度数：16%
精米歩合：40%
容量：720mL
味わい：中辛口
合いそうな料理：角煮

これぞ淡麗辛口！な味わい「初日の出　大吟醸　限定品　磨き三割五分」

兵庫特A地区山田錦を100％使用し、三割五分まで磨き醸し上げた一本。品のある香りと程よいうまみを感じるキレの良い大吟醸酒。

編集部コメント「これぞ淡麗辛口！な味わいで、上品なほろ苦さとコクが瞬時に通り抜けていきます。ドライだけど旨味もしっかりあるので飲み飽きません。後から辛さと喉越しの良さが感じられるので、ガッツリな肉料理にも合いそう。マットな黒の瓶にゴールドの文字は高級感があり、プレゼントにも良いですね。」

商品名：京都北山 初日の出　大吟醸　限定品　磨き三割五分※木箱入り
（きょうときたやま はつひので だいぎんじょう みがきさんわりごぶ）
原材料：米、米麹、醸造用アルコール
アルコール度数：16%
精米歩合：35%
容量：720mL
味わい：辛口
合いそうな料理：肉料理

同じ大吟醸でも氷温貯蔵など少し異なることで、まったく違う味わいになる日本酒の世界。
それでも「初日の出」は、全体を通して中辛口〜辛口で食事にも合うものが多いなと思いました。食中酒として飲み疲れしない味わいは、料理も進むはず。ぜひ飲み比べレビューを参考に、お正月も日本酒を楽しんで。

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