Sake Brewery

西山酒造場

自然豊かな丹波で
癒やしとやすらぎを生み出す
[西山酒造場]の酒とモノづくり

日本三大杜氏の一つである丹波杜氏の故郷、兵庫県丹波市。自然豊かな地で、現代の多様なニーズにコミットしつつも、昔から変わらぬ癒しとやすらぎを提供する酒造りを続けている。

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文人・画人に愛された酒蔵

嘉永2年(1849年)に兵庫県丹波で創業。丹波の自然と丹波杜氏の優れた技術で造る酒が評判となり、繁栄した。酒蔵は、俳人・高浜虚子をはじめとした文人・画人の集うサロンとしても活用され、現在敷地内の3つの建造物が国の有形文化財として登録されている。三代目蔵主の西山亮三氏は俳人でもあり、高浜虚子の一番弟子でもあった。代表銘柄の「小鼓」も、虚子が命名したとされる。この縁から虚子が「ここに美酒あり名づけて小鼓といふ」という句を詠み、俳句雑誌「ホトトギス」で大々的に宣伝したことで、顧客が広がった。

お客様の喜びを考えた酒造り

世の中の流れとともに人も変化していくが、「お客様の喜びを考えたモノづくりができる人づくり」というコンセプトを持ち続け、酒造りを行っている。そのテーマのもとで蔵人たちが一丸となり、恵まれた丹波の環境の中で生み出されるものを、現代の多様化したニーズに応える形で届けていく。昔ながらのお酒から、発酵を活かしたノンアルコールまで、昔から変わらぬ癒しを提供している。

また飲みたくなる酒を目指す

兵庫県の地産米、敷地内の超軟水の井戸水、丹波杜氏の技という三拍子揃った酒造りがその持ち味。四季醸造で年間通してフレッシュなお酒を安定して届けている。「小鼓」はやわらかな味わいで料理を引き立てられる食中酒として優秀な酒。「幻の酒」を造るのではなく、「また飲みたくなる一生の酒」を目指す。

発酵が生む「おいしい」を伝える

酒だけにとどまらず、その発酵の技術を活かした食品やおやつなどのモノづくりにも積極的だ。古い蔵を改装した酒・発酵・芸術の複合施設「 鼓傳-koden-」もオープン予定。お酒を飲まない人のニーズにも向き合い、歴史・文化・技術を伝え、「おいしい」と「健康」を届けるために、そのチャレンジは現在進行形である。

この酒蔵の銘柄一覧

株式会社西山酒造場

株式会社西山酒造場

創業
1849年(嘉永2年)
代表銘柄
小鼓
住所
兵庫県丹波市市島町中竹田1171Googlemapで開く
TEL
0795-86-0331
HP
https://kotsuzumi.co.jp/
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休(正月を除く)

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