Sake Brewery

山野酒造

江戸時代から変わらぬ
信念と製法を今に受け継ぐ
「片野桜」

大阪府の交野にて、江戸時代末期より代々酒造りを受け継ぐ[山野酒造]。地元関西を中心とするの上質な酒米で醸した酒を、最良の状態で飲み手へと届ける。

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古の歴史香る「片野桜」

大阪、京都、奈良の県境に位置する大阪・交野。市の中心部には天野川が流れ、日本における七夕伝説の由来の地でもある。[山野酒造]は江戸末期に創業し、当時この地には多くの酒造家が誕生した。代表銘柄「片野桜」は、平安時代に交野の地が桓武天皇や平安貴族の遊猟地として愛され、「桜狩り」とも言われるほどの桜の名所であったことに由来する。古の美しくたおやかな桜を慈しむように丁寧に醸された酒である。

「最良の状態」で酒を届ける

創業時から変わらぬ製法を代々受け継ぎ、信念は酒を「最良の状態」で届けること。豊富な商品ラインナップを持つ[山野酒造]は、その酒の「らしさ」を大切にし、それぞれの魅力を存分に引き出すため、原料や製造工程はもちろん、貯蔵、瓶詰め、商品管理、出荷に至るまで、杜氏・蔵人・社員のチームワークで徹底している。

個性豊かな酒を匠の技で

酒質にこだわり、全製造数量の約9割が特定名称酒であり、うち4割が「原酒」だという。低アルコールがトレンドとなりつつある中で、力強さを持つ原酒をあえて大切にしている。
原料には生駒山系の豊富な伏流水と地元関西の上質な酒米を用い、風土を味方に酒造りの技を発揮。酒母は山廃、速醸に加え、令和からは新たに生酛造りにも着手。
石数の少ない小規模な蔵でありながら、それぞれの造りが生み出す個性を生かした商品を幅広く提供している。全国新酒鑑評会では令和6年時点で10回の金賞を受賞し、その技術は確かなものとして認められている。

山野酒造

酒とともに地域の魅力も伝える

日本の七夕伝説の地にちなんだ「織姫の里」など、地元の歴史に根差した地域性豊かな酒も造る[山野酒造]。この地域に現存する貴重な酒蔵としての役割も果たしながら、交野の魅力と美味しい酒を内外に伝えて続けていく。

山野酒造

この酒蔵の銘柄一覧

山野酒造株式会社

山野酒造株式会社

創業
江戸時代末期(1868年)
代表銘柄
片野桜・かたの桜
住所
大阪府交野市私部7-11-2Googlemapで開く
HP
https://www.katanosakura.com/
営業時間
10:00~17:00
定休日
土・日曜日、祝日

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