とんぼラベル 純米吟醸 白麹仕込
泉橋酒造 | 神奈川県
泉橋酒造株式会社
“海老名耕地(えびなごうち)”と呼ばれる穀倉地帯にある泉橋酒造は、「酒造りは米作りから」という信念のもと酒米の栽培から醸造までを一貫して行う「栽培醸造蔵®︎」。地元・海老名市、座間市、相模原市にまたがる約46haの田んぼから収穫される酒米のうち、約8haは泉橋酒造自らが栽培している。
土づくりや減農薬・無農薬栽培などこだわりの米づくりにまつわる蔵のコンセプトを、酒瓶のラベルデザインでも表現する。赤とんぼをはじめとする田んぼを住処とする生き物たちは、大量の農薬をまかれるとたちまち姿を消してしまう。そのため、泉橋酒造では環境にやさしく、そして安全・安心な農業を行う約束として「赤とんぼ」をシンボルマークにするのだという。
自社栽培を含む地元産の米を田んぼごとに管理し、それぞれの持ち味を活かしながら精米。その米と丹沢山系の伏流水で醸されるのは純米酒のみだ(純米吟醸、純米大吟醸を含む)。また生産量の約50%は天然の乳酸菌を活かした昔ながらの生酛造りで、奥行きのある味わいを生み出している。