久寿玉 ひだほまれ 純米大吟醸
平瀬酒造店 | 岐阜県
平瀬酒造店
城下町高山で400年、酒造りひと筋に生きる蔵元。北アルプスの清らかな伏流水と飛騨の米、そして冬の厳しい寒さがこの土地ならではの酒を醸す。
城下町高山の一画に佇む「平瀬酒造店」は、元和9(1623)年創業の老舗の蔵元だ。代表銘柄は「久寿玉(くすだま)」。その名はおめでたい席に飾られる「薬玉」が語源とされ、地元でも長く親しまれている。
「平瀬酒造店」の酒造りの要は、水と酒米と気候。北アルプスの伏流水と、岐阜県産酒造好適米の「ひだほまれ」に代表される地元産原料に加えて、この地域特有の冬の厳しい冷え込みが、上質の酒を醸し出す。
ラインナップは、飲み飽きしないと評判の「久寿玉 本醸造 上撰」や、「ひだほまれ」を贅沢に40%まで精米した「久寿玉 純米大吟醸」、花酵母で醸した「久寿玉 純米吟醸」など実に幅広い。
現在は15代目当主の平瀬市兵衛氏が、400年の暖簾を守る。『他の商売にはいかなることがあっても絶対に振り向かないこと、酒造り業ひと筋に生きる』という家訓からもうかがえる、実直なまでの酒造りの「心」を味わいたい。