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東寺道 保

京都駅近くの[東寺道 保]で季節の天ぷらと日本酒を味わう口福

東寺道 保
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天ぷらをアテに日本酒を楽しめる

臨場感満点のカウンターに座り、目の前で揚がる天ぷらをつまみに日本酒を飲む。そんな大人の愉しみに浸れるのが、2023年8月10日に京都駅近くにオープンした[東寺道 保]。

東寺道 保

天ぷら以外も天然ものの刺身や一品料理が多彩。大将の山谷佳大さんは16歳からこの道一筋に20年。

懐石料理などの一流店で研鑽を重ね、工夫を凝らした料理の数々には目を見張らされる。アラカルトのほか、コース8000円(前日までに要予約)もお値打ちだ。

東寺道 保

ひと手間かけて技を極めた天ぷらの数々

揚げたてはもちろん、少し時間を置いても天ぷらはサクサクッ。その秘密は特製の衣にあり。

車海老や穴子などの海鮮や京野菜、秋には丹波栗なども楽しめる。食材によっては低温調理で出汁を含ませ、ひと手間かけた天ぷらも。
※価格は日によって異なります

「僕は懐石あがりなので、出汁を飲むのではなく食べてもらう感覚です。」と山谷さん。

東寺道 保

天ぷら 車海老 1000円
活け車海老の天ぷらは姿も美しい。包丁で形を整え、赤が映えるよう背の衣は薄く仕上げる。すべてにおいて細やかな技が冴える。

東寺道 保

東寺道 保

天ぷら サツマイモ 1300円
じっくり40分以上かけて丸ごと揚げるサツマイモは名物のひとつで、種類は時期によって変わる。衣に包まれて自身の水分で蒸された状態になり、むっちりと甘い。

東寺道 保

刺身五種盛り 2100円
この日は伊根産本まぐろ、さわら、こはだ、とり貝、しまあじの5種で、すべて天然もの。毎日市場へ出かけ、大将自らの目利きで最上のものを仕入れる。

料理に合わせて厳選した日本酒が揃う

日本酒は5〜10種を揃え、価格はグラス850円、一合1300円が目安。

特に定番は決めず、売り切り次第で銘柄は入れ替わる。山谷さんは「昔から僕の料理をわかっている数軒の酒屋さんにセレクトしてきてもらっています。」そのうえで必ず試飲をして納得してから仕入れるとか。

東寺道 保

唯々 茜空の約束 純米吟醸、グラス850円・1合1300円
竹内酒造(滋賀県)、アルコール度数16度、精米歩合60%

兵庫県特A地区産山田錦を100%使用した秋酒。季節限定の「想い出シリーズ」は、売上の一部を動物愛護団体へ寄付している。

山谷さん「最近杜氏が変わった酒蔵。しっかりとした味わいの純米吟醸で、米の旨みが感じられる一本です」

東寺道 保

相模灘 辛口、特別純米 無濾過生酒、グラス850円・1合1300円
久保田酒造(神奈川県)、アルコール度数16度、精米歩合55%

長野県産の美山錦を全量使用し、55%まで磨いた特別純米。日本酒度+7の辛口で、どんな料理にも合いやすい食中酒。

山谷さん「僕の地元、神奈川県のお酒です。うすにごりでありながら、少し辛口。微炭酸なのも珍しい」

東寺道 保

三井の寿 ポルチーニ ひやおろし 純米吟醸、グラス850円・1合1300円
みいの寿(福岡県)、アルコール度数15度、精米歩合60%

漫画『スラムダンク』の三井寿はこの酒蔵の名前から命名したとか。ラベルのポルチーニはイタリアの松茸といわれる香りが特徴の茸。

山谷さん「ポルチーニ茸をイメージした香りの良いお酒。ふくよかで芳醇な味わいのひやおろしです」

夜はもちろん、早めの時間からちょっと贅沢に

午後16時から開いており、ちょっと早めの贅沢な呑みにもおすすめ。これからの季節はくもこやあん肝の天ぷらが楽しみだ。

東寺道 保

ほんのり桃の香りがするトマトや南京のレモン煮など、女性好みの箸休めになる一品もある。気さくな大将とカウンターでの会話を楽しみながら、旬の料理と日本酒の口福を味わって。

Instagram /@tojimichitamotsu

Sakeが飲める・買える店一覧はこちらから
https://sakeworld.jp/place/

東寺道 保

東寺道 保

住所
京都府京都市南区東九条北烏丸町6-6 アルプス9ビル1FGooglemapで開く
TEL
075-634-8296
営業時間
16:00〜22:00 (LO/21:00 )
定休日
第1・3火曜、水曜

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