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「ハワイ生まれの日本酒が
これほど旨かったとは!」
日本で買えるのは Sake World NFTだけ

今回紹介するのは、ハワイで生まれた特別な日本酒。 Sake World NFTでしか手に入らない逸品だ。気になったらぜひ取り寄せて、味わってほしい。

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Islander Sake Brewery Hawaiiメイン画像
ハワイと聞いて日本酒を真っ先に思い出す人は少ないだろう。2018年、日本からある女性がハワイで酒蔵を開いた。ハワイでの日本酒酒蔵は約30年ぶりだった。創業者は高橋千秋氏、酒蔵の名はIslander Sake Brewery Hawaii(アイランダー・サケ・ブルワリー・ハワイ)。日本国内でも注目が集まっている酒蔵だ。今回、編集部では高橋氏が丹精込めて造るハワイ生まれの日本酒三銘柄を紹介する。

クラウドファンディングでの成功

コロナ前、日本からのハワイへの渡航者数は年間100万人を越えていた。ハワイは日本人に馴染み深いリゾート地だ。このハワイに日本酒の酒蔵があると聞くと、驚く人は多いだろう。もともとハワイでは最盛期に10近くの酒蔵があった。だが、1989年に最後の酒蔵「ホノルル酒造」が閉業。以降日本酒の酒蔵はそのノウハウも設備も、継承されることはなくなっていった。

約30年後の2018年、日本で大学講師や醸造コンサルタントとして活躍していた高橋千秋氏がハワイで酒蔵を開いた。「毎年数回訪れているハワイで、日本酒を作りたい」という高橋氏にとって念願の夢が叶った瞬間だった。だが、ひとつ課題があった。それは運転資金。高橋氏はクラウドファンディングプラットホームMakuakeを通じて、資金を募る。

目標金額100万円に対して、結果は約562万円と大きく上回った。「途絶えたハワイの日本酒酒蔵を復活させる」という、高橋氏の熱意に388人もの人たちが賛同したのだ。以降、Islander Sake Brewery Hawaiiの経営は安定軌道に乗りハワイだけでなく、日本の日本酒ファンにも愛される酒蔵となっていった。

Sake World Summitでも人気酒蔵に

2024年3月30日(土)に京都市岡崎の[京都市勧業館みやこめっせ]で開催された、関西最大級の日本酒の祭典「Sake World Summit」。3,500人の来場者であふれかえったこの祭典で、Islander Sake Bewery Hawaiiの人気はひと際高かった。飲まれた酒蔵として全65蔵中堂々の4位(36,750ml)。名高い日本の酒蔵のなか、この順位は見事だった。
どの銘柄が飲まれたのか、もう少し細かくチェックしてみる。この祭典、全65蔵から厳選された250もの銘柄がエントリーされている。この中からIslander Sake Brewery Hawaiiの「Islander Lilikoi Ginjo Sake」「Islander Junmai Daiginjo Kitashizuku」の2銘柄が「飲まれた酒ベスト10」にランクインしているのだ。

「Sake World Summit」の来場者は約3,500人。皆、日本酒に関心のある人たちばかりだ。といっても、この一日ですべての銘柄を飲むことは流石に難しい。だからこそ来場者たちはどの銘柄を飲もうかと、祭典前からアンテナを張り巡らせている。そんな厳しい眼のなかから、飲まれた酒蔵・酒として上位の結果を収めたことは確かな実力の証だ。しかも、「印象に残った酒蔵」ランキングは65蔵中3位。誰も「ハワイ生まれの日本酒」を別物として扱ってはいないといえる。

・飲まれた酒蔵 第4位 (合計)
・飲まれた酒 第3位 Islander Lilikoi Ginjo Sake
・飲まれた酒 第7位 Islander Junmai Daiginjo Kitashizuku
・アンケート結果 印象に残った酒蔵3位/65蔵中

ハワイ生まれのこだわり日本酒3銘柄とは

話題のIslander Sake Brewery Hawaiiから、今回ピックアップした日本酒は
・Lilikoi Ginjo Sake 【アイランダー リリコイ ギンジョウ サケ】
・Kona Coffee Sake【アイランダー コナ コーヒー サケ】
・Junmai Daiginjo Kitashizuku 【アイランダー ジュンマイダイギンジョウ キタシズク】の3銘柄だ。

Lilikoi Ginjo Sake 【アイランダー リリコイ ギンジョウ サケ】

日本の伝統的な酒造りの技術と、ハワイの大自然が育んだ特産品が融合したユニークな地酒。ハワイ島で収穫されるパッションフルーツ(リリコイ)を発酵の最後に加えることで、南国の風を感じる爽やかな日本酒に仕上げている。リリコイの芳醇な香りが優雅な風味を吹き込み、トロピカルな味わいに。
低温殺菌や濾過を行わない自然な醸造方法で作られているのが特長。サラダと楽しむのはもちろん、甘くないため、シャーベットやアイスクリームなどのデザートにもおすすめ。
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Kona Coffee Sake【アイランダー コナ コーヒー サケ】

コナコーヒーは明治時代にハワイに入植した日系人によって大切に育てられ、その後、世界的に有名なコーヒーとして認知されるようになった。日系人のおじいさんが育てたコーヒー豆は、完全無農薬で育てられ、手摘みで収穫されている。さらに手作りの焙煎機でじっくりと焙煎されることで、優雅で洗練された味わいに。
この豊かな風味のコナコーヒー豆を使い、コーヒー酒を造っている。コナコーヒーの特長である低酸味と低苦味が引き継がれ、奥深い味わいを作り出す。
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Junmai Daiginjo Kitashizuku 【アイランダー ジュンマイダイギンジョウ キタシズク】

ハワイ島にそびえる神聖なマウナケア山の雪や雨は、火山岩を通じて柔らかく清らかな水に変わる。その水がHapuna(ハワイ語で「命の水の湧くところ」)で新たな命を受け、洗練されたお酒となるのだ。標高4000メートルを超える山から吹き下ろす爽やかな風は、プルメリアの香りを運び酒蔵へと届く。この風を利用して米を冷ましタンクに投入。こうしてハワイの雄大な自然の中で癒される日本酒が生まれる。
使用する酒米は北海道産の「きたしずく」。南国の香りと深いコメの味わいが絶妙に融合している。ソテーやグリルした魚や鶏肉、刺身や寿司、特にウニとの相性は抜群だ。
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どれも、ハワイで唯一の酒蔵Islander Sake Brewery Hawaiiで作られているため、希少性が高い。日本では唯一Sake Worldでのみ取り扱われているが、数は限定的。欲しいと思った時が買い時なのだ。

Islander Sake Brewery Hawaiiとは

日本ではワイナリーがすっかり定着している。海外でも同様にワイン文化が広がり、世界中で愛されるようになった。この変化に注目したのが、創業者の高橋氏。「日本酒もワイン同様に海外で作られるようになれば、海外でも日本酒を愛する文化が広がり世界的な市場になる」と高橋氏のビジョンは常に一歩先を見据えている。
近年ハワイに限らず海外でも日本酒の酒蔵は増えてきており、高橋氏の想いが実現する日は遠くないだろう。そんな高橋氏の想いがギュッと詰まった酒蔵がこのIslander Sake Brewery Hawaiiだ。
雄大なマウナケアの麓にあるハワイのハプナに佇む。ハプナビーチ州立公園にも近い。造りはハワイの海を眺めながら爽快に飲める、全量しぼりたての生酒。日本から取り寄せた自然栽培の酒造好適米に加え、渡船をルーツに持つカルローズやカリフォルニア産の山田錦を使用している。
水は口当たりのいい軟水、ハワイ島マウナケアの4,000メートルの山からの伏流水だ。現地のボランティアの蔵人たちの手も借りている。ハワイという豊かな自然、穏やかな気候と笑顔あふれる現地の人々、この組み合わせが「ハワイらしい日本酒」を育んでいるのだ。

Lilikoi Ginjo Sake 【アイランダー リリコイ ギンジョウ サケ】
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Kona Coffee Sake【アイランダー コナ コーヒー サケ】
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Junmai Daiginjo Kitashizuku 【アイランダー ジュンマイダイギンジョウ キタシズク】
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Islander Sake Brewery Hawaii

Islander Sake Brewery Hawaii

創業
2018年
代表銘柄
Islander
住所
Islander Sake Brewery, 62-100 Kaunaoa Drive Kamuela, Hawaii 96743Googlemapで開く
TEL
(808) 517-8188
HP
https://islandersake.com/

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