にいだしぜんしゅ純米吟醸
仁井田本家 | 福島県
仁井田本家
江戸中期の創業から300年以上。福島県郡山市に広がる田園風景のなかで、これからの300年を見据えた酒造りを行う仁井田本家では、「日本の田んぼを守る酒蔵になる」ことを使命としている。
江戸中期の創業から300年以上。福島県郡山市に広がる田園風景のなかで、これからの300年を見据えた酒造りを行う仁井田本家では、「日本の田んぼを守る酒蔵になる」ことを使命としている。自社田では農薬・化学肥料は使わず、稲藁・籾殻・畔の草など、田んぼから採れた物だけを田んぼに返す無肥料自然栽培を実施。
仕込み水には、自社田近くの「竹の内の井戸水」(硬水)と自社山の「水抜きの湧水」(軟水)の天然水をブレンドして使用し、洗米やタンク洗浄などもこの天然水で行うという徹底ぶり。全量生酛造りで100%自然米・天然水を使用したナチュラル日本酒を手掛けている。銘柄は自然米のふくよかな旨みが心地よい「しぜんしゅ」のほか、透明感のあるキレを持つ食中酒「おだやか」、鋭く力強い「田村」など。
月に一度蔵を解放したイベントを開催したり、米づくり体験を行ったりと人が集まる蔵を目指し、今後は蔵アウトドアも企画中。密な人の繋がりと動きを生み、町づくりにも貢献している。