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神様にお供えする日本酒「御神酒(おみき)」って?読み方や作法を紹介!

初詣で神社に訪れた際にいただくことのある御神酒(おみき)。
本来は神事などで神に捧げるためのお酒である「御神酒」の由来や作法について紹介します。

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神様にお供えする御神酒(おみき)

御神酒とは神様にお供えするお酒のこと。お酒には聖なる力があり、神様と人を結びつけるものというのが日本人の考えです。

御神酒は、神社や神棚でお供えする神饌(しんせん)の一つで、初詣に訪れた神社で振る舞われることもあります。神霊が移ったお酒を飲むことでご利益がいただけるとされています。
また神社に日本酒をお供えする場合は、瓶に「奉献」と書いたのし紙を巻いたものを用意しましょう。

なぜ“おみき”と読むの?

お酒の呼び方について、古くは『古事記』に「サケ」「ミキ」などの記述がみられ昔はどちらも使われていたようです。

覚えておきたい!御神酒の作法

初詣や厄除けのご祈祷を受けた後に神職から御神酒をいただく場合、こんな作法があることを覚えておきましょう。

御神酒を注ぎに来られたら一拍手。盃は両手で持ち、三口に分けていただきます。口をつけたところは親指と人差し指、中指で拭き清めて、盃を返します。
最近は、持ち帰りできる小瓶で提供されることもあるそうです。その場合は作法を気にせずいただいて大丈夫です。

初詣はお酒の神様のおられる神社へ!

初詣はお酒の神様へお参りしてはいかがでしょう。有名な奈良の[大神神社]、京都の[松尾大社]、[梅宮大社]へは酒造関係者も醸造の無事を祈願に訪れます。
なかでも[松尾大社]では「服酒守」というお酒飲みにはありがたいお守りを授与いただけますよ。

2024年も一年健康で、美味しいお酒が飲めますように。

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https://sakeworld.jp/trivia/

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