12月8日オープン!重要文化財で、朝食と朝飲みが楽しめる[京都酒蔵館別邸]に潜入①
京都・御所南で[キンシ正宗 堀野記念館]として親しまれてきた酒蔵と町家をリノベーション。
この冬、日本酒好きには見逃せないスポットとして生まれ変わった[京都酒蔵館別邸]を緊急レポート第一弾!
INDEX
250年前、キンシ正宗発祥の地で京都の日本酒が味わえる
銘酒・キンシ正宗発祥の地、旧堀野家住宅。拠点を伏見に移した後は[キンシ正宗 堀野記念館]として親しまれてきたが、2023年7月に惜しまれつつも閉館。
そこをリノベーションして2023年12月8日(金)、[京都酒蔵館別邸]がオープンする。
江戸期に建てられた登録有形文化財の酒蔵と町家は、天井の太い梁など随所に歴史の重みを感じさせる。
また、入口や奥のテーブル席には[堀野記念館]の展示物が飾られている。
さらに京のおばんざいや老舗の味を盛り込んだ贅沢な朝食も楽しめ、朝から日本酒を頼めるのも嬉しい。
四条烏丸の[京都酒蔵館]と同じく、居ながらにして京都の酒蔵巡り気分に浸れる京都府下全域の日本酒もラインナップ。
個室使いができる離れの文庫蔵は雰囲気満点!
中庭に向かうと個室使いできる離れを発見!
こちらは当時、重要な文書や金品などをしまっておくために火事などに耐えられるよう堅固に作られた“文庫蔵”だったそう。
蔵の中からは中庭と名水「桃の井」が流れる井戸を眺められ、贅沢なひとときを過ごせる。
銘酒を醸してきた京の名水「桃の井」とは
お話を、統括支配人の大槻智之さんに伺いました。
—中庭でこんこんと流れる水はなんですか?
大槻さん「『桃の井』といって京都三大名水のひとつ梨木神社の『染井』と同じ水脈で、銘酒を醸してきたとてもやわらかなお水です。店ではお酒の和らぎ水や、出汁をひいたりご飯を炊いたりと活用しています。地ビールもこの水で作っているんですよ。」
ランチ使いもできる!おばんざいと炊きたて土鍋ご飯の朝食
—ウワサでは超贅沢な朝食がいただけると聞きました
大槻さん「旅行で京都を訪れた方や地元の方にもゆっくりと過ごしていただけるよう、朝7時からおばんざいや魚の西京焼き、特製のかす汁など盛りだくさんの朝食をご用意しています。
自家農園の有機栽培米を桃の井の水で炊いた土鍋ご飯も喜ばれています。」
大槻さん「メニュー名は朝食ですが、お昼14時まで提供しているのでランチとしてもご利用できますよ。」
9品の小鉢が並ぶ京のおばんざいは、どれから箸を付けるか迷いそう。目の前でふっくらと炊き上がる土鍋ご飯には感激。
豆腐は[上田とうふ]、コーヒーは[小川珈琲]など、京都の味を満喫できる。
朝食 4791円
「桃の井」の水を使用した地ビールも!
お隣にあるキンシ正宗の[町屋麦酒醸造所]で醸造した、桃の井の名水を使用した地ビールも飲み比べできる。1杯目はビールが好みという人に朗報だ。
地麦酒 四種飲み比べセット 2200円
歴史ある町家や名水「桃の井」を和らぎ水として日本酒を楽しめるなど、京都の良さがつまった新スポットであることは間違いない。
次回は朝飲みに焦点を当て、[京都酒蔵館別邸]といえば!な日本酒メニューを紹介。こちらもぜひチェックしてみて。
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京都酒蔵館別邸
- 住所
- 京都府京都市中京区堺町通二条上ル亀屋町172Googlemapで開く
- TEL
- 075-223-2072
- 営業時間
- 7:00〜14:30(LO/14:00)、17:00〜22:00(LO/21:00)
- 定休日
- 水曜、12月31日休