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飲食店と日本酒は大事な関係![五十家コーポレーション]五十棲社長がMy Sake Worldを体験!

京都で野菜メインの居酒屋を展開する[五十家コーポレーション]代表取締役五十棲さんがMy Sake Worldを体験。日本酒への想いを聞く共に、熱燗や焼き鳥に合うブレンド日本酒にチャレンジする様子をレポート。

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「旬の採れたて野菜をおいしく食べる」をコンセプトに、京都市内で” 11店舗を展開する[五十家コーポレーション]。連日大盛況の店舗では野菜料理に合わせ日本酒の提供にも力を入れている。京都の3つの酒蔵の協力のもとに実現したブレンド日本酒[Assemblage Club(アッサンブラージュ クラブ)]では野菜専⽤⽇本酒「なつゆ」をオリジナルで製造。また個人や飲食店、企業が小ロットで日本酒を作ることができるスポット[My Sake World]でも各店長がブレンダーとなりレンド日本酒を製造し各店舗で提供している。

左より鶏菜ヨコドリ 社員 福岡駆さん/五十家コーポレーション 代表取締役 五十棲新也さん/鶏菜ヨコドリ 店長 横谷健司さん/ 副社長 奥良太さん/

今回は[五十家コーポレーション]代表取締役 五十棲新也さん、副社長 奥良太さん、[鶏菜 ヨコドリ]店長 横谷健司さん、福岡駆さんがMy Sake World御池別邸を体験。
日本酒に対する想いや考え、熱燗や焼き鳥に合うオリジナルブレンド日本酒の製造に密着した。

この方に話を聞きました

五十家コーポレーション代表取締役 五十棲新也さん
プロフィール
大学卒業後、飲食店がしたいと株式会社step(まんざらグループ)にて4年間修業後、2003年に五十棲をオープン。以降、野菜をメインに煮野菜・焼野菜・漬野菜などコンセプトの違う店舗を展開。現在京都市内に11店舗を運営する

[五十家コーポレーション]にとって日本酒とは?

-五十家コーポレーションにとって日本酒とは?

五十棲さん「飲食店とお酒は切っても切れない関係です。売上や収入にも関わるのですごく重要です。僕たち飲食店はお酒は提供するだけで簡単で楽しいですが、メーカーや酒蔵さんの製造過程やこだわりなど大変な部分は知っておくべきだと考えます。なのでお店での提供するお酒を選ぶことはすごく重要だと感じています。」

「長く飲食業をしているとトレンドにも敏感に感じていかないといけない、それと同時にお酒を提供するだけではなく作り手の想いも発信していかないといけないと感じています。様々な方向から考えたときに日本酒は今のインバウンド需要も含めて知識を得ることはとても大事。今、五十家コーポレーションでは日本酒を大事に扱おうと取り組んでいます」

野菜専用日本酒「なつゆ」

-五十家コーポレーションでは[Assemblage Club(アッサンブラージュ クラブ)]野菜専用日本酒「なつゆ」を製造いただきました。感想はいかがですか?

五十棲さん「美味しいです!みんなに飲んで欲しいですし、お客さんにもおすすめしやすいですね。お客さんとお店を繋ぐひとつのツールになりますよね」

奥さん「特に五十松のサラダ鍋に合うようにブレンドしています」

-My Sake Worldでのご体験はいかがでしたでしょうか?

五十棲さん「めちゃくちゃ面白かった、もっとやりたいです!ブレンドは何百、何千通りになりますよね。答えがないので、どこまでも自分好みを追求できますね。友達や仲間が作ったお酒と飲み比べて味わうのも楽しかったです」

「本当に理科の実験みたいでした。最初にブレンドした時は酒蔵関係者の顔が浮かんだ自分が“ダサ”かったです、そしてお洒落に尖ろうとした自分も“ダサ”かったです(笑)個人的に熟成酒や古酒が好みです。でも熟成酒を多く入れたら熟成酒の味になりましたね(笑)」

My Sake World御池別邸の
予約はこちらから

熱燗/焼き鳥に合うブレンド日本酒

京都駅で炭焼き料理を提供する[炭棲堂]では熱燗に力を入れており、副社長の奥さんは熱燗に合う日本酒作りにチャレンジ。ブレンド日本酒製造にあたって岐阜県で小左衛門を醸造する[中島醸造]に足を運び試作に取り組んだ。
また四条烏丸の[鶏菜ヨコドリ]店長の横谷さんは焼き鳥に合う日本酒にチャレンジした。

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奥さん「特別純米 信濃美山錦は飲みやすかったですね。個人的に好みだった山廃本醸造無濾過原酒とブレンドしてみます」

-味わいはいかがでしょうか?

奥さん「迷走中です(笑)僕の熱燗のイメージは大衆居酒屋で飲む味わいなんです。今回の味わいきれい過ぎますね。もう少し山廃などを加えればどうかな?」

横谷さん「僕は満足できる味わいができました。まずは京都のお酒を4種類選びました。酸味と甘みがちょうどいいバランスでヨコドリの焼き鳥に合います。お店では季節に合う日本酒が出る傾向があるのですが、これからは自分で作ったお酒もおすすめしていきたいです!」

奥さん「もう少し酸味を入れようかな?鋭い酸味が欲しいです。一番最初が良かったかな?まだまだチャレンジですね。酸味と熟成酒をプラスしました。甘いかな?」

横谷さん「めちゃくちゃ美味しいです。炭棲堂に来る若年層の女性でも好まれそう。熱燗用ですが冷酒でも美味しいですね」

オリジナルブレンド日本酒製造に関する
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ブレンド日本酒に期待すること

-ブレンド日本酒に期待することはありますか?

五十棲さん「このまま突き進んでほしい!勝手に想像していたのですが、蔵を超えてのブレンドは壁が高いイメージでした。今日体験して新しい取り組み、日本酒への想いを感じることができ、応援してくれる酒蔵さんが多いことも学べました。」

「もっと発信していってください!My Sake Worldが流行れば京都から日本酒業界がますます盛り上がりますね。」

面白いことや楽しいことをモットーにしている五十棲さん。
定番のブレンドの割合や型にはまることを嫌がる姿を見て[五十家コーポレーション]の成長するスピードを垣間見た気がした。

五十棲さん「型にはまったマニュアルではなく、自らが考えて仕事と向き合うことがお客様の満足度であったり会社の成長につながると思います」

五十家コーポレーション各店舗では野菜に合うブレンド日本酒なつゆをはじめ、各店長が自らブレンドしたオリジナル日本酒が飲める。毎朝自家農園から収穫される新鮮な野菜と共にこだわりの日本酒を味わってほしい。

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