浪乃音・春乃峰 純米大吟醸 生酒(4526コラボ酒)
浪乃音酒造、田中酒造 | 滋賀県
浪乃音酒造、田中酒造
滋賀県の蔵元として切磋琢磨してきた[浪乃音酒造]と[田中酒造]。両蔵元は同い年であり、なんと誕生日も一緒という縁を持つ。そんな2人が手を取り限定コラボ酒を発売。
琵琶湖大橋の西側、琵琶湖のほとりで200余年の歴史を数える[浪乃音酒造]。「伝統を守りながら新しいことに挑戦する」という意味を持つ「古壷新酒」を理念に十代目蔵元の中井孝さんと弟さんの三兄弟、新たに息子さんも加わり丁寧に酒造りを行う。
一方、琵琶湖の南東に位置する甲賀市で酒造りを営む[田中酒造]は、1911年創業。モットーの「和醸良酒」は、「美味しいお酒で縁をつなぐ」という意味だ。5代目当主の田中重哉さんが杜氏を兼ね、仕込みの時期は妻の智子さんと二人三脚で酒造りに励む。
滋賀県の蔵元として切磋琢磨してきた間柄の中井孝さんと田中重哉さん。実は同い年であり、なんと誕生日も一緒という縁を持つ。そんな2人が2024年4月にコラボ酒を発売。誕生日である2月6日に、それぞれの蔵で同時に同じ品種の米、同じ酵母で仕込むというなんとも面白い企画を実施した。山田錦を50%磨き、1401酵母を使った純米大吟醸。違うのは水と醸す人だけ。同じ条件だからこそ際立つそれぞれの蔵らしさを飲み比べしながら味わっていてほしい。