月と雪はな
子どもから大人までウェルカム!川端七条の「月と雪はな」で季節のおばんざいを
“第二のおうち”感覚でお酒と料理が楽しめる
川端七条を東に徒歩6分、住宅街に溶け込んだ一軒家のお店。
靴を脱いで上がると、穏やかな空気が流れ、まるで友人宅に訪れたよう。店を切り盛りするのは5歳の娘さんの母親でもある細川まどかさん。
2023年5月にお子さんの成長に合わせて、6年半営んだ近所の店舗からこちらに移転してきたんだそう。
日本酒と野菜料理が楽しめるスタイルはそのままに、新店では子育て世代でも利用しやすいようお座敷を設え、キッズ用グッズも揃える。
季節を感じる野菜をたっぷり使った手料理
細川さんは店に並ぶ品揃いを見て、その日の献立を考えるという。主役は野菜で、それに合わせて魚介類を選ぶそうだ。
「和」だけにこだわらず、バターやオリーブオイル、バジルなども用いて、素材を活かした料理をふるまう。
ひと工夫したおばんざいや、季節の野菜と果実を使った和え物など店主の手料理を楽しみに通うお客さんが多いとか。
柿と春菊 440円
葉が柔らかく苦みが少ない生の春菊とスライスした柿に、塩とオリーブオイル、レモン果汁で味付けした和え物。サラダ感覚で味わえる
蛸とキュウリ、ミョウガの酢の物 440円
蛸の歯ごたえとキュウリのシャキシャキ感が楽しめる。みじん切りにしたミョウガを加えて、定番の酢の物に季節感を添えた一皿に
根菜の炊いたん 440円
里芋やレンコン、サツマイモなど、根野菜と豆を醤油や砂糖で炊き上げたおふくろ風の煮物。煮崩れに注意しながら仕上げ、彩りも美しい
料理と相性のよい旨口の日本酒
各地の地酒約20種類を週替わりで揃える。季節限定を交えながら細川さんの好きな日本酒が並ぶ。
「口にふくんだときに米の味わいがしっかり感じられ、香りはきつくなく華やか、後味すっきりな旨口」が多いそうだが、料理との相性も考えて仕入れる。
敢えて定番は決めていないが、自然と故郷の山口県産が多くなるとか。
自然郷 円融純米 特別純米 半合600円、1合900円
合名会社 大木代吉本店(福島県)、アルコール度数15度、精米歩合60%
大那 ひやおろし 特別純米 半合650円、1合1100円
菊の里酒造株式会社(栃木県)、アルコール度数16度以上17度未満、精米歩合57%
美丈夫 純米吟醸 秋酒 半合600円、1合900円
有限会社濱川商店(高知県)、アルコール度数15度、精米歩合55%
“月”のようにみんなの心を照らしたい
「料理との組み合わせや、温度で味わいが変わっていく日本酒のおもしろさ」をみんなに知ってほしいと細川さん。
店名にある“月”のように子どもから大人まで訪れた人を照らし寄り添っていきたいと、包み込むような笑顔で語る。
ゆくゆくはコーヒーや抹茶を提供するカフェタイムも営業する予定だそう。楽しみに待ちたい。
Instagram /@tsukitoyukihana
Sakeが飲める・買える店一覧はこちらから
https://sakeworld.jp/place/
月と雪はな お酒とおばんざい
- 住所
- 京都府京都市東山区大黒町通り七条上ル塗師屋598-2Googlemapで開く
- TEL
- 090-7341-3365
- 営業時間
- 17:00〜22:00 (LO/21:30)
土曜のみ12:00~15:00(LO/14:30)、17:00〜22:00 (LO/21:30)
- 定休日
- 不定休