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ハシヤとナカセ

お酒好きの2人が料理と酒でもてなす酒場。日本酒ビギナーもワイン愛好家も、地酒と料理の相性を楽しんで

ハシヤとナカセの料理
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[ハシヤとナカセ]は、東洞院通から路地を入った先にある隠れ家のような酒場。オーナーシェフの端谷さんとサービス担当の中世さんは[イル ギオットーネ]での修業時代を共に過ごした間柄で、9年越しの思いを叶えて2022年5月にこちらをオープン。開店からほどなく、美味しい料理と酒を楽しめると話題になった一軒だ。
ハシヤとナカセ端谷さんが提供するのは、イタリアン出身ながら和風、中華風などのテイストも自在に取り入れ、日本酒やワインとの相性も考え抜かれた品々。
ハシヤとナカセの料理中華風に仕上げたよだれ鰹(1600円)は、皮目をパリっと焼いた鰹に、練り胡麻とトマトを合わせたソースやピリッと辛い自家製ラー油をかけたもの。肉厚な鰹に、ソースの旨みや辛みがマッチして、お酒がすすむ一品。
ハシヤとナカセの料理イタリアンで腕を磨いた端谷さんが作るパスタもぜひオーダーしたい。坦々ボロネーゼ(1500円)やトリュフのカルボナーラ(2000円)など、その時々で様々なパスタがメニューに並ぶ。写真はトマトとバジルのパスタ1500円。
ハシヤとナカセの料理馬肉など、不定期ながら仕入れがあれば登場する料理も。熊本産の馬肉を、醤油や酢で和えたルッコラ、生のマッシュルーム、チーズと一緒にいただく馬肉のカルパッチョ2500円。脂身の甘さも堪能したい。

日本酒は1合800円~1200円と手ごろな価格帯のものを取り揃える。これは「いろいろな銘柄を楽しんでほしい」という心遣いから。あれこれ飲み比べしたい人には、半合(450円~650円)での提供があるのもうれしい。

取材日には、山形県の酒米・出羽燦々で醸した「たかちよ 純米吟醸 無調整生原酒」(新潟・高千代酒造)など15種が揃っていたが、日本酒のラインナップは随時入れ替えているそう。

特定の銘柄や蔵元にこだわらず、その都度気になるものを仕入れているので、2度、3度と足を運べば、新しい銘柄に出合える可能性もある。

「どんなジャンルの料理でも合わせやすいのが日本酒のおもしろさ」と中世さん。日本酒初心者という人には、軽いものや米の甘みが感じられるものなど、好みに合ったものをおすすめしてもらえるので安心。ワインを飲みなれている人も、中世さんが提案する日本酒で料理とのマリアージュを楽しんでほしい。
ハシヤとナカセの内観古い家屋をリノベーションした店内は、吹き抜けのある開放的な空間。息の合ったお2人が提供する料理とお酒も相まって、居心地のいいひとときが過ごせるはずだ。

ハシヤとナカセ

ハシヤとナカセ

住所
京都市下京区東洞院通松原下ル大江町547-8Googlemapで開く
TEL
090-7452-7487
HP
https://www.instagram.com/hashiyatonakase/
営業時間
16:00~22:00(LO/21:00)
定休日
日曜休、他不定休有

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