酒呑 にし川
河原町五条の[酒呑 にし川]で、新政をはじめプレミアム酒を飲み比べ
新政も飲める!心ときめく銘酒揃い
「あれも飲める、これも飲める!」日本酒好きほど胸が躍るはず。
日によって内容は変わるものの、980円の飲み比べセットで王禄や仙禽クラスを含む約40種のリストから3種が選べる大盤振る舞い。
何より入手困難な新政の飲み比べも1980円というから驚かされる。
海外からのお客さんも多く、気張らない雰囲気で今トレンドの日本酒を味わえる。 もう一軒、新京極通四条には柳小路店があるので、こちらもおすすめだ。
飲み比べセットは超お値打ち
日本全国100種以上というラインナップは、冷酒向きの甘口が多い傾向。
仕入れは「地酒の聖地」と称賛される東京の小山商店が中心で、関西では手に入りにくい希少な銘柄が揃えられる所以だ。うれしい飲み比べセットは定番酒、限定酒、新政の3パターンがあり、内容も日々入れ替わるので、何度でも通うべし。
限定酒飲み比べ 60ml×3種 1780円
約14種から選べるプレミアム酒の飲み比べ。希少な十四代やアッサンブラージュクラブ(月の桂×富翁×神蔵)、風の森の革新シリーズなど、他ではなかなか出合えない銘酒揃い
(一例)アッサンブラージュクラブ01 Taro、十四代 七垂二十貫、風の森 ALPHA DRY
あづまみね 純米無濾過生原酒 グラス590円 1合1180円
岩手県最古、南部杜氏発祥の酒蔵。「おそらく扱っているのは京都では当店のみ。昔ながらの造りにこだわる酒蔵です。甘口よりで香りは控えめ、すっきりとした味わい」
吾妻嶺酒造店(岩手県)アルコール度数15度 精米歩合55%
総乃寒菊 OCEAN99 橙海Arrival 純米吟醸 グラス100ml590円 1合1180円
土地の風土を表現した季節限定シリーズ。無濾過一度火入原酒。「うちは甘口のお酒が中心ですが、それを代表する銘柄。関西でもこれから徐々に流行ってくるのでは」
寒菊銘醸(千葉県)アルコール度数15度 精米歩合55%
造りや天麩羅、酒肴も大満足
「料理の量が多すぎるとよくいわれるけれど、少ないのは自分が嫌なので」と店主の西川さん。確かに酒肴の3種盛りも、これだけでアテとしては何杯もいけそうなくらい。
一品料理や締めの食事メニューも豊富なので、ここ一軒でお腹も満足できるはず。
酒肴の3種盛り合わせ 980円
沖縄もずく酢、鰹たたきと剣先いか、香住蟹のいくら乗せ(一例。内容は日替わり)。小皿からこぼれんばかりのボリュームがうれしい
炙り〆鯖 1480円
岩手県産の鯖は脂のり十分。軽く酢で締めて皮目を香ばしく炙った〆鯖は、さまざまな日本酒にぴったり。お好みでスダチを絞って
海老天麩羅 980円〜
衣はサクサク、カラッと揚がった海老天が6尾。ほかにもマグロやイカなどの魚介や季節の野菜が多彩で、天麩羅専門店さながら
日本の『国酒』、日本酒を広めたい
西川さんは「日本酒は日本の『国酒』。海外の方や、これまであまり飲まれなかった方にも日本酒の美味しさを知ってもらい、広めていければ」との思いから店を始めたそう。
希少酒を良心的な価格で提供しているのは、そんな志があってのことだろうか。ゆくゆくは京都以外にも店を展開したいと語る西川さん。日本酒ファンとしては、ぜひ応援したくなる。
Instagram /@nishikawa_sake
Sakeが飲める・買える店一覧はこちらから
https://sakeworld.jp/place/
酒呑にし川 河原町五条店
- 住所
- 京都府京都市下京区安土町615 アーバンステージ河原町1FGooglemapで開く
- TEL
- 080-2479-2424
- 営業時間
- 17:00〜翌1:00(LO/24:30)
- 定休日
- 不定休(月1〜2回)