嬉長 菩提酛純米酒
上田酒造株式会社 | 奈良県
上田酒造
清酒発祥の地とされる奈良で創業400年余、19代続く歴史ある酒蔵[上田酒造]。
清酒発祥の地とされる奈良で創業400年余、19代続く歴史ある酒蔵。霊山・生駒山を背にしてたつ蔵の周辺は自然に恵まれ、豊かな地下水脈からくみ上げる柔らかな仕込み水がまろやかな酒を創り出す。
モットーである「古式を大切に今様をさぐる」を体現しているのが、室町時代の醸造法「菩提もと造り」を用いて醸した酒。製造工程で生米を使うのが特徴で、うまみと酸味のバランスが見事な味わいだ。
老舗酒蔵だけに氷室神社や往馬大社の御神酒を醸しているほか、地元で長く愛されてきた普通酒から、完全有機栽培した伝説の米「イセヒカリ」を用いた純米吟醸、生酒やにごり、凍結酒までラインナップは豊富。
現在の石高1400石のほぼすべてを直販で売るというのも上田酒造ならではのスタイル。飲む人と直接つながり、その声を聞きながら進化し続けるとともに、代表銘柄の「嬉長」の名に込められた「嬉しいことが長く続きますように」との願いを全国に届けている。