京都府下全域の日本酒が一堂に!キンシ正宗発祥の地にオープンした[京都酒蔵館別邸]に潜入②
京都・御所南で[キンシ正宗 堀野記念館]として親しまれてきた酒蔵と町家をリノベーション。
潜入レポート第二弾では、[京都酒蔵館]といえばな日本酒メニューと朝飲みにフォーカス!
250年前、キンシ正宗発祥の地で京都の日本酒が味わえる
銘酒・キンシ正宗発祥の地、旧堀野家住宅。拠点を伏見に移した後は[キンシ正宗 堀野記念館]として親しまれてきたが、2023年7月に惜しまれつつも閉館。
そこをリノベーションして2023年12月8日(金)、[京都酒蔵館別邸]がオープン。
前回は歴史ある建物の魅力、名水「桃の井」を使った朝食や地ビールを紹介。
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♯京都♯居酒屋
第二弾では、[京都酒蔵館]といえばな日本酒メニューと朝飲みにフォーカス。
四条烏丸にある本店[京都酒蔵館]と同じく、居ながらにして京都の酒蔵巡り気分に浸れる京都府下全域の日本酒をラインナップ。名物の長いカウンターも健在だ。
京都府下30蔵の銘酒が一堂に
今回もお話を統括支配人の大槻さんにうかがった。
—こちらでは京都全域の酒蔵の飲み比べができるそうですね。
大槻さん「伏見中心の『南部』、京都全域を網羅した『北中部』のセットがあり、それぞれ15蔵の日本酒が利き酒できます。特に北中部はあまり知られていない銘柄も含まれ、酒蔵を応援したいという思いが込められています。単品でもお飲みいただけますよ」
十五蔵の利き酒セット 2500円
15種類合わせて約2合、居ながらにして京都の酒蔵巡りができるセット。特に京丹後、伊根、洛中ほかを集めた『北中部』では、思わぬ銘酒と出合えそう。
三種の飲み比べセット 1600円
ちょっとだけ飲みたい初心者には、好きな銘柄だけ3種が選べる気軽なセットも用意。
朝飲みできる酒肴もいろいろ!
—夜はもちろん、朝〜昼飲みもできる酒肴が充実していますね。
大槻さん「旬の鮮魚のお造りをはじめ、本店でも人気の牛蒡の天麩羅などの揚げ物、焼き物、珍味を様々にご用意しています。夜もコース料理、または単品でお寛ぎください」
珍味七種盛 2000円
蟹味噌や塩辛など、季節に合わせた定番の日本酒のお供が勢ぞろい。これだけで何杯もお酒がすすみそう。
造り三種盛 1800円
旬の鮮魚のお造りははずせない。お造りは五種盛りもでき、また京都らしいさしみゆばも楽しめる。
世界中の日本酒好きに訪れてほしい
「お近くの方はもちろん、国内・海外からのご旅行の方もお越しいただけるとうれしいです。私たちが守り預かる登録有形文化財の建物で、京都の日本酒、料理、歴史に触れられる、訪れる価値があると言われる場所にしていきたい。“京都でいちばん=世界でいちばん”ですから」と語ってくれた大槻さん。
伝統ある酒蔵の名残りの空間で杯を傾けるなんて、まさに歴史のロマンを感じてしまう。京都の日本酒の幅広さや奥深さ、伝統を肌で感じに訪れてほしい。
Instagram /@sakagurakan.bettei
Sakeが飲める・買える店一覧はこちらから
https://sakeworld.jp/place/
京都酒蔵館別邸
- 住所
- 京都府京都市中京区堺町通二条上ル亀屋町172Googlemapで開く
- TEL
- 075-223-2072
- 営業時間
- 7:00〜14:30(LO/14:00)、17:00〜22:00(LO/21:00)
- 定休日
- 水曜、12月31日休