毎月恒例となってきている、京都の老舗クラブ［WORLD KYOTO］で開催されている酒蔵DJイベント「Sake World」。酒蔵が自らDJをして、音楽と日本酒を楽しむイベントだ。どんどん参加酒蔵さんも増え、楽しい会に育ってきている。

京都で日本酒メディアを運営している［株式会社リーフ・パブリケーションズ］と［WORLD KYOTO］、そして［京都府酒造青年協議会］のメンバー11蔵によって開催され、徐々に人気になりはじめているイベントといえば、この「Sake World」だ。

京都府酒造青年協議会：山本本家、佐々木酒造、城陽酒造、齋藤酒造、月桂冠、松井酒造、北川本家、羽田酒造、玉乃光酒造、木下酒造、増田徳兵衛商店

今回は代表銘柄［神聖］で有名な［山本本家］さんが初参戦。練習の成果あってかすごく上手にプレイされていたのが驚き！とても初めてとは思えない。

もはや何のサポートも必要のないぐらい様になっている［松井酒造］さんは今回２回目のプレイ。研究熱心な性格が活きている。

伝統工芸関係からベンチャー企業、銀行の理事や行政関係者まで様々な人が遊びにくるのが京都の面白さ。みなさん日本酒も大好き。

毎回外国人にも人気で、日本酒大好きという方から、この日初めて日本酒を飲んだという方まで様々。カクテルも大人気だ。

22時ごろの混み合う店内。もっと早い時間帯に来れば、酒蔵さん達とゆっくり話しながらお酒を飲むことが可能だ。

毎回22時ごろが一番盛り上がる。ディナーを終え、京都で次に行く場所を求めた時に案外選択肢が少ないのが京都。もう少し盛り上がりたいと思った時に光と音が漏れてくるクラブに人が吸い込まれる。音楽とお酒は太古の昔から変わらない人を鼓舞するベストマッチコンテンツ。「クラブではテキーラかシャンパンでしょう！？」と誰しも思っていた固定概念は崩れ去り、楽しさを因数分解するとその原因は「音楽」と「お酒」。そのお酒をテキーラから日本酒に置き換えても成立することが、このイベントで証明されている。

今回の酒蔵DJs。今回も、先斗町のお茶屋さん西里の舞妓さんとお母さんが遊びに来てくださったので、皆で記念撮影。どんどん参加酒蔵さんも増え、楽しい会に育ってきている。

「京都のクラブでは日本酒で乾杯するらしい」。そんな声がもっとたくさん聞こえてくるようになるまで、そして、それはやがて京都や日本各地での「当たり前」になるまで、このイベントを続けていきたいと関係者は話しているそうだ。

過去のレポート：
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.3
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.2
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.1