2025年のSake Worldを振り返る
これまでのベースをもとに事業が確立された1年
Sake Worldは、2025年も皆さんとのさまざまな取り組みを通じて、日本酒業界を盛り上げてきました。本年も残りわずかとなりましたが、これまでに取り組んできた事業やイベントと共に振り返ります。
INDEX
1月~3月 新サービスを次々に立ち上げ

2025年最初の3ヶ月は、今後のSake World発展の鍵を握るであろう取り組みを複数スタート。
[My Sake World 御池別邸]オープン(1月23日)
Sake World2025にとって、いきなり大きな仕掛けとなったのが、オリジナル日本酒づくり体験施設『My Sake World』の始動。記念すべき第一号店[御池別邸]は、京都市内の古民家を改装した隠れ家的店舗だ。
日本全国から厳選した12種類の日本酒を、スタッフによる解説付きで飲み比べ。そこから好みの組み合わせでブレンドすることで生まれる「マイサケ」が楽しめる新SAKE空間は、多数のメディアからの取材や各界著名人が来店し、延べ1000名以上が体験。
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♯MySakeWorld
Sake World Championship開催(2月16日)
その名の通り、世界にも目を向けた日本酒プロジェクトなのがSake World。それを実証するかのようなイベントをシンガポールで開催した。
前年秋に実施したクイズイベントの上位2名がシンガポールに集結し、それぞれが日本酒ブレンドを実施。勝者にはオリジナルブランドとして、日本酒マーケットプレイス『Sake World NFT』内で販売した。
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♯MySakeWorld♯シンガポール♯イベント
第2回伏見酒フェス(3月15日)
春の訪れを感じる3月には、京都・伏見にある月桂冠昭和蔵をメイン会場に「伏見酒フェス」が2度目の開催。運営会社リーフ・パブリケーションズが事務局をつとめた。
当日は伏見にある11の酒蔵が同時に蔵開きをするなど、まさに酒どころ・京都伏見を存分に楽しめるフェスティバル。なお、2026年も引き続き開催が決定している。
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♯京都♯イベント
[Sake World 酒蔵投資]リリース(3月17日)
新しい日本酒応援のカタチとして、Sake Worldが送り出したのが「Sake World酒蔵投資」。小口化したSake World商標権を購入することで、酒蔵への参画を可能とした。
出資対象である『Sake World 牧野蔵』は、「オーダーメイド日本酒製造拠点」として全国各地の日本酒を“原酒”として仕入れての酒造りを実施。蔵の発展は、Sake Worldの構想に賛同する蔵にも、間接的に潤いをもたらす仕組みなのが酒蔵投資。参画いただくブランドオーナーの皆様は、日本酒の未来を共に育てていく伴走者だ。
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♯牧野蔵
4月~6月「オーダーメイド日本酒」のポテンシャルを体感

Sake Worldが標榜する「オーダーメイド日本酒」が持つポテンシャルの萌芽となったのがこの時期だ。
My Sake World OEM(4月~)
[My Sake World御池別邸]では、飲食店向けの新サービスをスタート。
同様に日本酒ブレンド体験をしたのちに、自らが商品開発担当者として、様々なシチュエーションに合わせた味わいを設計。そこに各々が考案したラベルデザインを施し、自分の店だけのオリジナル銘柄を生み出せるという仕組みだ。
それが24本ロットから提供可能なことに対し、地元京都を中心とした飲食店が早速導入。好評を踏まえて、追加発注も行う店舗も。
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♯京都♯アッサンブラージュ
『Assemblage Club Taro´』Tokyo酒チャレンジ2025金賞獲得(4月15日)
京都の老舗酒蔵(増⽥德兵衞商店・北川本家・松井酒造)の共同開発によって生み出されたSake Worldオリジナルブランドのフラグシップモデルに、また新たな勲章が付与された。これまでイタリア、シンガポール、香港と国外で賞を重ねる中で、初めて“お膝元”から評価。
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♯ニュース♯アッサンブラージュ
「Sake World酒蔵投資」販売パートナー制度(5月1日)
3月よりスタートした酒蔵ブランドサービスに、より酒造りの共創の輪を広げるための枠組みを追加。パートナー起点で商標権持分が購入されると、口数に応じた手数料を支払うといったものとなる。なお、登録にあたり、特段必要な資格はない。
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「名馬乃雫」限定販売 (5月3日〜5月4日)
ゴールデンウィークには、JRA京都競馬場開場100周年を記念したアニバーサリーボトル「名馬乃雫」を、天皇賞春開催週に1000本限定で発売。京都の酒蔵(山本本家/北川本家/齊藤酒造)の銘柄をブレンドして開発した。
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♯京都
My Sake World京都河原町店オープン(6月28日)
オリジナル日本酒づくり体験施設第二号店は、最大定員30名収容可で団体利用も可能。スタンディングでのブレンド体験を提供する。京都市内最大の繁華街エリアに店を構え、別棟にある酒造室(グループ会社である株式会社Sake World牧野蔵が運営会社の支社)にて、つくったマイサケの当日受け取りが可能に。
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♯MySakeWorld
7月~9月 各地のイベントで日本酒の魅力を発信

例年通りの酷暑となった夏は、全国各地で開催された様々なイベントに参加。
IVS 2025サイドイベント(7月2日-3日)
日本最大級のスタートアップカンファレンスとなった「IVS2025」サイドイベントでは、複数のスタートアップとのコラボイベントを開催。
[My Sake World 京都河原町店]では、日本のキャリアSNSおよびネットワークリクルーティングサービス[YOUTRUST(ユートラスト)]とのコラボイベント『酔わナイト』を、2日間にわたって開催。Sake Worldが展開するブレンド日本酒に触れる「ブレンド日本酒体験会」と、事業内容を説明した「What is “SAKE CREATOR ECONOMY”?」」を開催した。
ナイトクラブ[WORLD KYOTO]においては、不動産テック・宿泊系スタートアップの[NOT A HOTEL]が運営する暗号資産サービス「NOT A HOTEL DAO」との一夜限りのコラボイベントを開催。いずれも京都の夜を盛り上げるイベントとなった。
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♯IVS KYOTO
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♯IVS KYOTO
HEAVEN SAKE無料試飲会(8月28日)
日仏合作のラグジュアリー日本酒として、世界10ヶ国以上に展開している『HEAVEN SAKE』が、京都では初の無料試飲会を開催。9月には市内の高級飲食店でペアリングイベントを実施するなど、アッサンブラージュ日本酒を取り扱う事業者同士の連携を深めるようになったのもこの時期だ。
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♯京都♯イベント
SAKE PARTY NIGHT(8月29日)
Sake Worldでは、先述のWORLD KYOTOにて、地元伏見の酒蔵蔵元自らがDJとなり、日本酒と音楽を楽しむイベント[酒蔵DJ]を開催している。
そんな中、8月末に東京新宿の歌舞伎町にあるクラブ「ZEROTOKYO」へ“遠征”。「SAKE PARTY NIGHT」と題したクラブイベントを一夜限りで開催した。
ボトルで日本酒を注文した際は、専用の神輿で席まで運ぶなど、京都発のナイトエコノミーを東京の地で紹介するまたとない機会となった。
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♯東京
出張マイサケin大阪タカシマヤ日本酒祭(9月3日~8日)
オリジナル日本酒づくり体験『My Sake World』では、京都市内にある店舗の他に、不定期で出張イベントを開催し、ひとりでも多くの方に日本酒ブレンドの魅力に触れる機会を提供している。
9月には二度目の出張マイサケを実施。第一号店[御池別邸]オープンから半年以上が経過し、多くの人に「オーダーメイド日本酒」が浸透しつつあることを実感。
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♯MySakeWorld♯大阪
「KIDOU Global Conference」(9月18日)
大阪関西万博開催中だった9月には、デジタル領域で事業展開するスタートアップが集結した国際展示会に参加。
リーフ・パブリケーションズとしての企業ブース出展と、全編英語でのトークセッションに代表中川が登壇した。日本酒マーケットプレイス「Sake World NFT」や、酒蔵ブランドオーナーサービス「Sake World 酒蔵投資」で取り入れているWeb3(NFT)を、日本酒RWA構築の観点から紹介した。
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♯NFT♯Assemblage Club♯MySakeWorld
10月~12月「継続」と「始動」が交差

ラスト3ヶ月は、Sake Worldそしてリーフ・パブリケーションズとして継続性ある取り組みと、2026年以降を視野に入れたアプローチを交互に実施。
牧野蔵サイトリニューアル(10月)
2024年11月に、当時の牧野酒造本店を事業承継し、Sake World牧野蔵へと名称変更した同蔵のホームページのリニューアルが完了。『オーダーメイド日本酒』製造の最前線として、進捗状況を随時報告していく。
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♯牧野蔵
「Tokyo SAKE Collection 2025 ~サケコレ@アキバで日本酒~」(10月4日~5日)
東京秋葉原で開催された日本酒イベントに、去年に引き続いて参加。2025年は『Sake World 牧野蔵』として出展した。
ブースでは、去年実施したオンラインゲーム『ファントム オブキル -オルタナティブ・イミテーション-』『ラグナドール 妖しき皇帝と終焉の夜叉姫』とのコラボ酒や、2月の「Sake World Championship」優勝ボトル『点滴穿石』(てんてきせんせき)などを販売。
日本酒の魅力に触れる機会の少ない若者や、美味しい日本酒を求めて日本を訪れた外国人など新規層にその魅力をPRしました。
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♯東京♯イベント
Assemblage Club「KASUMI」リリース(11月)
Sake World NFTオリジナルブランド日本酒から、待望の新商品[KASUMI-柑澄-]をリリース。
Taro´と同じく、京都の老舗酒蔵(増田德兵衞商店、北川本家、松井酒造)の銘柄を複数使用しつつ、すっきりクリアな喉越しのテイストは、ブレンド日本酒が持つ可能性をまた違った角度で示す1本となる。
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♯Assemblage Club
伏見の清酒まつり(11月16日)
伏見大手筋商店街にて、2015年より開催する一大日本酒イベントが今年も開催。
伏見15の酒蔵が集った会場には、のべ4200名の方が訪れ、新たな日本酒との出会いや好みの味覚を楽しんだ。リーフ・パブリケーションズが、長年日本酒に携わってきたことを改めて実感する1日となった。
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♯京都
クールジャパンDXサミット(11月21日)
都内で開催された日本の観光産業をテーマにしたイベントには、昨年に続き協賛企業として参加。Sake World事業を紹介した企業ブースの出展に、オリジナルブランド「Assemblage Club KASUMI」を懇親会にて提供。観光を通じた日本酒の魅力を訴求。
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♯東京
Linkedin京都会大忘年会(12月12日)
「古きを楽しみ、新しきを創る」をテーマに、京都市内にあるホテル[ダーワ悠洛 京都]を会場にしたイベントでは、京都発の「産」「学」「官」の取り組みにおいて、「産」側として登壇。
社として長年日本酒事業に関わってきた歴史から、どのような経緯を経て事業立ち上げにいたったかを振り返りつつ、現在進行形で取り組んでいる「オーダーメイド日本酒」を、実際に【温故知新】と銘打って提供した。
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[Linkedin京都会]でSake Worldが登壇 -
♯京都
My Sake World御池別邸「otonami」プラン(12月15日)
様々な角度から、マイサケと楽しむことが出来るフードを組み合わせた特別プランをスタート。
午前の枠限定でも提供ではあるものの、開始から2週間あまりで満席枠も続出し、Sake World2026での大きなヒントとなる取り組みとなっている。
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♯MySakeWorld♯京都
創業期から成長期へ
12月末で事業立ち上げから2年の節目を迎えた2025年は、Sake World事業の確立がなされた1年だった。企業ステージでいえば創業期から成長期へと移り、2026年はSake Worldとして本格的な拡大を目指す1年となっていく。
Sake Worldでは引き続き、日本酒業界の発展の一翼につながるような取り組みをしながら、事業としてさらなるレベルアップを目指す。
2026年も引き続きご期待ください!


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