京都の老舗クラブ［WORLD KYOTO］で開催されている酒蔵DJイベント。酒蔵が自らDJをして、音楽と日本酒を楽しむイベントだ。京都で日本酒メディアを運営している［株式会社リーフ・パブリケーションズ／Sake World］と［WORLD KYOTO］、そして［京都府酒造青年協議会］のメンバー11蔵によって開催されている。11月22日に開催された第5弾は観光シーズンで盛り上がる京都の中でも最も熱い夜の場となった。

京都府酒造青年協議会：北川本家、木下酒造、月桂冠、齋藤酒造、佐々木酒造、城陽酒造、玉乃光酒造、羽田酒造、増田徳兵衛商店、松井酒造、山本本家（五十音順）

地元日本の方はもちろん、外国人観光客も早い時間から音楽に誘われ集まりだす。観光シーズン真っ只中で街は賑わいを感じる。

一緒に企画をしている［WORLD KYOTO］小林さん「先日11月12日に開催された伏見清酒まつりに参加させていただきました。どっぷり日本酒にはまっています。伏見の酒蔵さんと一緒にここWORLD KYOTOで盛り上がれるのは嬉しいです」

「まだまだ緊張しますよ」と齊藤酒造株式会社 代表取締役 齊藤 洸さん。
慣れたDJ姿が様になる。音を刻む時間を事前に確認する様子は、酒造りさながらの丁寧さが感じられる。選曲はディズニーのダンスミックスVer.とお茶目。

株式会社 山本本家 専務取締役 山本晃嗣さん。2回目とは思えないプレイ姿。
会場も盛り上がる。

観光シーズンということもあり、早い時間帯から国籍問わず、盛り上がる姿が垣間見える。音楽に合わせて日本酒で乾杯。京都のクラブシーンではこの光景も違和感がなくなってきたように感じる。結構人気なのがSAKEカクテル。写真は英勲・古都千年を使った『千年ピリーニャ』。各蔵のカクテルが揃っている。

玉乃光酒造 代表取締役社長 羽場洋介さん「いつもは早い時間帯にDJをしていましたが、今日は遅い時間なので、盛り上がっていてすごいですね。好きな音楽と酒は楽しい！」

芸舞妓さんが、ふらっと遊びにやってくるのが京都の魅力。芸妓さんのお姿にみなさんうっとり。

そして今回初参戦の「開運DJもーちゃん」こと週刊ホテルレストラン元編集長（現シニアディレクター）の毛利氏。銀座、丸ノ内、六本木を中心に活動されておられ、慣れた手つきでナイスなヒットチューンを連発！ラグジュアリー感あふれるシャンパンピンクのお着物もクラブ映え抜群。

そして満を持して株式会社増田德兵衞商店 代表取締役会長 14代目 増田德兵衞さんが登場。
会場のボルテージも最高潮に。

クラブシーンで日本酒はどうか？という問いから始まったプロジェクト
月一開催で今回第5弾。「WORLD KYOYOでも日本酒が飲まれる機会が増えてきました」と小林さん。「“京都のクラブシーンを日本酒に染める”の想いでとにかく継続して取り組んでいきます」と京都府酒造青年協議会 会長 山本本家 山本さん。
想いに共感していただき、一緒に取り組む仲間が増えていくことが嬉しい。
さぁ年内もラスト12月27日だ。

過去のレポート：
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.4
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.3
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.2
［WORLD KYOTO］×［Sake World］Vol.1