わか杦
和食ひと筋の店主による旬の料理と相性抜群の酒を心ゆくまで堪能
辛口の食中酒をメインに銘酒を厳選
金閣寺が目と鼻の先という衣笠エリアに店を構える[わか杦]は、昼はコース仕立てのランチ、夜はアラカルトで和食をいただける割烹。腕を振るうのは、大阪、島根などの料理旅館や京都の[和久傳]で研鑽を積んだ店主の若杦葉陽さん。「好きな料理を自分のペースで楽しんでいただきたい」という思いを胸に、2022年秋にこの店をオープンした。
料理に欠かせない水は京見峠まで汲みに行き、鷹峯の[樋口農園]から旬の野菜を仕入れる。「昼のコース(6000円)は地元の方のご利用が多いですね。野菜をたっぷり使っているので女性にも人気で、ママ友同士で来られる方も」と若杦さん。カウンターにゆったり8席が設けられた落ち着いた空間で本格的な料理を味わえると、地元でも評判を呼んでいる。
夜は、お造り、焼物、油物といった正統派の献立や、旬の海の幸や野菜を使った気さくな酒肴をアラカルトで注文できる。自分が客の立場になった時に「こんなメニューがあればいいな」と思うものを用意していると言う。

料理に合わせる日本酒は、メニューに載っていないものも含め50銘柄ほど。若杦さん自身がファンだという[田酒](青森・西田酒造店)のほか、[山和](宮城・山和酒造店)、[鶴齢](新潟・青木酒造)、[櫛羅](奈良・千代酒造)など、料理と一緒に飲んで美味しい食中酒ばかりだ。

「どれを選んでいただいてもいいのですが、おすすめは?と尋ねられたら、まず[早瀬浦](福井・三宅彦右衛門酒造)のような辛口でスッキリした銘柄を召し上がっていただきます。これを基準に2杯目を選んでみてはどうでしょう」と若杦さん。「もっと香りのあるものを飲みたい」とか、「米の旨みをより感じるものが欲しい」など、自分の味の好みがはっきりしてくると言う。日本酒は半合500円~、1合800円~で楽しめる。
休日も酒店などを巡って日本酒探しに精を出しているという若杦さん。「料理もお酒も楽しんで、『また明日から頑張ろう』と元気に帰っていただくのが理想なんです」と笑顔を見せる。
![[SAKE HUNDRED]ラグジュアリー日本酒の最前線をClear代表 生駒さんに聞く](https://sakeworld.jp/wp-content/uploads/2025/11/DSC07740-600x400.jpg)
![日本酒×ポテトチップス!?[越銘醸/新潟]が拓く、異業種コラボの新たな世界](https://sakeworld.jp/wp-content/uploads/2025/12/BF5B25C0-BC5B-4490-90DF-1FE63D87B82C-27207-0000027183B2A68B-600x450.jpg)
![徹底した品質管理と時代に沿った取り組みで、[高知/土佐鶴]の魅力を発信!](https://sakeworld.jp/wp-content/uploads/2025/10/8bb8e65e3f8544b8b4ebc99d2bdc4b1e-scaled-e1762091981642-592x500.jpg)
![[東京/神田豊島屋]創業420年の江戸の酒蔵が紡ぐ、日本の伝統酒の新たな世界](https://sakeworld.jp/wp-content/uploads/2025/11/2511_kanda_toshimaya_main-500x500.jpg)





