Sake Brewery

神沢川酒造場

東海道五十三次の道すがら
旅人たちの喉を潤した
神沢川の清らかな水を生かす酒造り

神沢川酒造場
  • この記事をシェアする

蔵人たちの五感を駆使して杯が進む軽やかな酒を

東海道五十三次の16番目の宿場町、由比。この町の東側を流れる神沢川の畔に蔵を構えるのが神沢川酒造場だ。代表銘柄「正雪」と酒蔵名が大きく書かれた煙突は、この町のシンボルになっている。
神沢川酒造場この地の北の山間で林業と養蚕業を営んでいた親子、望月金蔵と由松は酒好きが高じて酒造りを1912(大正元)年に始め、酒に合う水を求めて神沢川へ行き着いたという。神沢川の水は急峻な山から一気に降りてくる、混じり気の少ない軟水である。仕込水はこの川を酒蔵から2キロメートルほど遡って取水し、使用する。そして、米も麹もこの清らかな水を生かすものを厳選し、銘柄によって使い分ける。蔵人たちは和釜で米を蒸し、室で時間をかけて麹作りを行うなど昔ながらの手間ひまを惜しまぬ工程で酒を仕込む。
神沢川酒造場
神沢川酒造場代表銘柄「正雪」は生家跡が由比にある、反骨の英雄として人気が高い軍学者、由比正雪から名付けられた。軽やかで上品な味わい、爽やかな香りが調和した、飲み飽きない酒を目指して、日々ひたむきな酒造りが行われている。

この酒蔵の銘柄一覧

株式会社神沢川酒造場

株式会社神沢川酒造場

創業
1912(大正元)年
代表銘柄
正雪
住所
静岡県静岡市清水区由比181Googlemapで開く
TEL
054-375-2033
HP
http://www.kanzawagawa.co.jp/
営業時間
9:00〜17:00
定休日
土・日曜、祝日、年末年始

特集記事

1 10
FEATURE
Discover Sake

日本酒を探す

注目の記事

Sake World NFT