かむだち 無濾過生原酒
株式会社若竹屋酒造場 | 福岡県
若竹屋酒造場
近隣には九州一の大河・筑後川が流れ、屏風のように切り立つ山々が連なる耳納(みのう)連山のふもとの町・福岡県久留米市田主丸(たぬしまる)。この地で1699(元禄12)年より酒を醸すのが、若竹屋酒造場だ。
もともと商人であった初代若竹屋伝兵衛が、酒造りの魅力に取り憑かれ借金をして蔵を建てたのが始まりといわれる。初代より同じ井戸からくみ上げる、ミネラル分を豊富に含んだ水縄(みのう)水系の仕込み水を使い、「若竹屋 純米吟醸 渓(たに)」をはじめとする銘酒の数々が生み出される。
十三代蔵元が古文書をひも解き再現した、「馥郁(ふくいく)元禄之酒」や「博多練酒」といった同蔵ならではの“古代酒”にも注目だ。