Event・News 2023.09.05

haccobaの2つ目の醸造所が福島県・浪江町に誕生。1stロットのお酒「試験醸造酒 -namie-」とオリジナルグラスのお祝いセットを8月29日より数量限定販売。

この記事をシェアする

▲haccoba のメンバー（背景：haccoba 小高醸造所）

福島県南相馬市小高区で2021年2月にオープンした酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」
代表の佐藤さんは日本酒づくりをゼロから学び、「クラフトサケ」という新ジャンルのお酒を造っている。

そんなhaccobaの2つ目の醸造所が福島県・浪江町に誕生。記念すべき1stロットのお酒「試験醸造酒 -namie-」とオリジナルグラスのお祝いセットを8月29日より数量限定販売する。

※オンラインストアの商品ページ： https://haccoba.com/products/prototype-namie

INDEX

1.「haccoba 浪江醸造所」について
2.垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く
3.「試験醸造酒 -namie-」とオリジナルグラスのお祝いセット
4.株式会社haccobaについて

1.「haccoba 浪江醸造所」について

▲元・浪江町民の方が避難先で住んでいた仮設住宅のログ材を再利用した醸造所haccoba

2023年7月、haccobaとして2つ目の拠点となる「haccoba 浪江醸造所」を福島県・浪江町に設立。浪江町は、1つ目の拠点「haccoba 小高醸造所」がある南相馬市小高区の隣町で、原発事故の被害がより深刻だった地域だ。

あえて2つのまちにまたがって酒蔵を運営することで、自治体などの行政区分を超えた文化的な連帯を生み出していけたらと考えている。

醸造所の建築は、地元の設計事務所・Fimstudioと施工会社・東北工業建設株式会社の協力のもと、元・浪江町民の方が避難先で住んでいた仮設住宅のログ材を再利用している。震災の記憶を受け継ぎつつ、人が集う温かな景色を生み出していくことを目指している。

2.垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く

かつて、日本では各家庭で多様な原料をつかった酒づくり「どぶろく」を楽しんでいた時代があった。ところが、明治時代に酒づくりが免許制となり、自由な酒づくりが難しくなってしまう。佐藤たちは、かつての自由な酒づくりこそが発酵文化の源流であると捉え、ジャンルを超えた酒づくりを追求することで、つくる楽しさを分かち合っている

3.「試験醸造酒 -namie-」とオリジナルグラスのお祝いセット

haccobaのメインプロダクト「はなうたホップス」のルーツである、東北のどぶろく製法 “花酛（はなもと）” をベースに新たな味わいに挑戦。

日本に自生するホップ「唐花草」と西洋のアロマホップを使うのと同時に、乳酸菌による乳酸発酵を取り入れている。真夏の試験醸造だったこともあり、元気よく微生物が活動したため、通常のはなうたホップスと比べると、ボディ感のある骨太な味わいに。

「浪江町で力強く歩み始めた最初の一歩を、ぜひ噛み締めながら味わっていただけると嬉しいです。」と佐藤さん。

また今回は、醸造所の完成を記念して、オリジナルグラスも製作。

木村硝子店の協力のもと、「ピッコロシリーズ」のグラスに特別にロゴがはいっている。背が低くてカジュアルな印象だが、ラフすぎず上品で、日常のちょっとした贅沢タイムにぴったり。haccobaのお酒とともに、日々の食卓を彩るアイテムとして利用してみて。

販売予定価格

お酒のみ：2,750円（税込）
お酒とオリジナルグラスのお祝いセット：5,000円（税込）
※オリジナルグラス単品：2,420円（税込）
内容量：500ml/ 本
発売日：2023年8月29日(火)
販売期間：2023年8月〜売切次第終了

販売チャネル
haccoba オンラインストア： https://haccoba.com
haccoba 小高醸造所店頭：10時〜17時（月曜休み）
セブンイレブン南相馬小高店（福島県南相馬市）※お酒のみ
発酵デパートメント（東京都世田谷区）※お酒のみ
D&Department FUKUSHIMA（福島県郡山市）※お酒のみ
SAKEICE Tokyo Shop（東京都中央区）※お酒のみ

商品詳細URL： https://haccoba.com/products/prototype-namie